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コレステロール=体に悪いは嘘?

こんにちは

『コレステロール値が高い』と、
医師から生活習慣を見直すように
指導されたことはありませんか?

先日断捨離している時に
過去の健康診断結果が出てきました

多くの方は、
塩分やコレステロールを制限するために
食事を改善しようと頑張ると思います

しかし、塩分やコレステロールを制限しても
コレステロール値は思ったように改善されません

低下剤は効果は高いですが、
常用するとさまざまな症状を
引き起こす原因になってしまうそうです


ちなみに、厚生労働省から5年に1度発表される
『日本人の食事摂取基準』の2015年度版から、
科学的根拠がないという理由で
コレステロールの摂取制限が撤廃されたそうです


トランス脂肪酸とは

トランス脂肪酸は
日本人にはまだあまり馴染みのないと思います

しかし、後述しますが
トランス脂肪酸を多く含む食品は
子供から大人まで好むものばかりです

トランス脂肪酸について話題になっても
健康上の影響について
深く考える方はまだまだ少ないのではと思います

トランス脂肪酸は
液体の植物油を加工した際に水素添加したり
油を高温で加熱したり
牛などの反すう動物の胃の中で微生物が発生した時などに生成されるそうです

ちなみにマーガリンを例にしてみると、
サラダ油のような液体の油に
水素原子を化学的に結合させ
ナトリウムメチラートやカセイソーダなどの
猛毒の物質を加え加熱などをし
人工的に化学構造を変えた
所謂天然のものでは無く
人工油脂・合成油脂なのであります

考えただけでもそれを口にするなんて恐ろしいですよね

また、トランス脂肪酸といっても
10種類以上が存在するとされ
組み合わせの危険などはまだ研究されていないそうです


WHOはトランス脂肪酸が健康に影響することを明言している

トランス脂肪酸に関しては、
WHOが生活習慣病を減らすために
食品中のトランス脂肪酸を削減するための
行動計画を発表し、
トランス脂肪酸が健康に影響することを
明言しているようです

WHOが提言しているトランス脂肪酸摂取目標は、
総摂取エネルギーの1%に相当する量より
少ないことだそうですが、
日本ではその数値を下回ることが望ましいとしながらも
目標値は設定されていないのが現状だそうで、
小売店などでトランス脂肪酸フリーの商品は
まだ少なく、積極的に手に取り購入する人も
まだまだ少数派だという印象があります

2020年から継続している出来事をきっかけに
健康意識を見直す方が増え
最近では少しずつですが
トランス脂肪酸フリーと記載されている商品が
増えてきたような気がします

一方で、欧米では心筋梗塞や認知症、
アトピーやぜんそくなどのアレルギー疾患の増加や
糖尿病などの生活習慣病との関連性があることをふまえ
トランス脂肪酸が禁止されているそうです

そのほかの国、
たとえばカナダ、シンガポール、タイ、台湾、
香港、中国、韓国、EU加盟国などでは
規制や禁止、あるいは濃度の表示義務などの対策をされているそうです

日本以外の国では、
それだけ体にとって危険だから規制しているのです


コレステロールを制限するより大切なことは

血糖値やコレステロール値を改善するには
糖質を制限したほうが遥かに良い効果が
期待できるそうです

また、マーガリンなどは
植物性油の割合が非常に高いことから
体を蝕むので控えたほうが良いでしょう

因みに
血中のコレステロール値を上げる食品は、

・飽和脂肪酸を多く含む肉の脂身
・パーム油
・ヤシ油を使っているカップラーメン
・惣菜の揚げ物
・ポテトチップスなどのお菓子類 


などです

これらを習慣的に食べ続けると
血液がドロドロになってしまいます


コレステロール関する誤解とは|食事内容によって
体内のコレステロール値が大きく変わることはない?

『動脈硬化の原因になる』などと
嫌われ者になっているコレステロール対策として、
動物性のバターより植物性のマーガリンの方が
体に良いと信じ込んでいる人は
まだまだ多いようですが、それは間違いです

コレステロールが多いことを理由に、
卵や肉、イクラやタラコなどを
我慢する必要はないのです
脂肪酸の一種であるコレステロールは
実は重要な栄養素で、
細胞膜、ホルモン、胆汁酸などの材料となります


コレステロールを制限しても健康効果は期待できない?

体内コレステロールの3割は脳に存在し
コレステロール低下は健康を害します

血中コレステロールの7~8割は
肝臓など体内で作られ、
卵や肉などコレステロールの多いものを
食べた時には生成が少なくなり、
コレステロールの少ない食事の時は
体内生成が増えます

体内のコレステロールは
常に適量になるように調整されているのです

こうしたことから、
厚生労働省の食事摂取基準では、
コレステロールの摂取基準値が撤廃され
動脈硬化学会も
『食事で体内のコレステロール値は大きく変わらない』
と声明を出しました

つまり、食べ物に含まれるコレステロールは
さほど気にしなくていいということになりますね


植物油は危険?

コレステロールを気にして卵を避ける必要はありませんが
マヨネーズは卵が原料とはいえ
植物性油が70%を占めますので
動脈硬化予防のためにも控えるべきです

これまで
トランス脂肪酸やリノール酸の過剰摂取、
熱したリノール酸が発生する
神経毒ヒドロキシノネナールなどを問題として
植物油の害を訴えてきました

それでも、コレステロール対策として
サラダ油やマーガリンなど
植物性の油を使っている人がいると思いますが
やはり植物油はとても危険なのです


コレステロールは高いほうが死亡リスクが低い?

コレステロールの誤解はこれだけではありません
 
コレステロールは動脈硬化の原因になるとして
基準値を超えると投薬などで
低下が図られますが
実はそうした治療には意味がなく
そもそもコレステロールは高いほうが
長寿命であることが真実だと証明し
広めるために開かれたシンポジウムがあるそうです

「コレステロールは高い方が死ににくい」 
浜崎智仁(富山大学名誉教授)
 
「コレステロールが高い人低い人、どこが違うのか」 
板倉弘重(茨城キリスト教大学名誉教授)
 
「コレステロール低下剤と植物油が心疾患や糖尿病を発症させる機構」 
奥山治美(名古屋市立大学名誉教授)

どの講演も数々の研究と
大規模調査の解析を基に発表されており、
これまでのコレステロール認識を覆す
大変興味深い内容だったそうです

中でも「このシンポジウムのねらい」として、
スタチンなどのコレステロール低下薬で
コレステロールを低下させると
かえって心疾患や糖尿病の原因となり
危険であることを広めたいと訴えています

こうした情報は、
テレビでは公表されない重要な情報で、
知らなければ寿命を左右するだけでなく
国民医療費の無駄遣いにも関わってきますので
適切で早急な対策が必要です

国内市場が2700億円といわれる
製薬会社の利益より、
国民の健康を優先するべきです

また、奥山治美氏の講演で
植物油の害の指摘もありました
間違ったコレステロール対策として
動物性の油よりサラダ油やキャノーラ油などの
植物油の使用が、
スタチンの副作用と同じように
動脈硬化、糖尿病、内分泌かく乱、腎障害などを
発症させているのです

トランス脂肪酸に気をつけたい食品まとめ

・サラダ油
・マーガリンやファットスプレッド
・ショートニング
・菓子パン
・惣菜や外食の安価な揚げ物
・ケーキ
・カップ麺
・ドーナツ
・市販のカレールー
・ファストフード類(ハンバーガーやフライドポテト)
・クッキー
・スナック菓子
・チョコレート
・コーヒーフレッシュ

など

普段何気なく口にするようなものや
嗜好品に多く含まれるようです


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

コレステロール制限は人体にとっては
あまり良いことではないということになるのだと
受け止めました

高いほうが長寿命、
低下剤は糖尿病等のおそれがあるという
今まで信じていた常識が覆った出来事でもありました

最近、そんなこと多いんですよね…
当たり前だと思っていたことが実は間違っていた、
的なことが…

生活習慣病を防ぐためにも
まずはトランス脂肪酸が多く使われる食品を知り
自分自身でコントロールしていきたいですね

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