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なぜ、人は山に登るのか? vol.3 ~学び、成長、出会い~

シリーズで書いている。

あまりこのテーマが長くなってもいけないので
今回は山というフィールドと
学び、成長、出会い
ぐるっとまとめて書かせてもらう。

まずは学びについて。
↑↑ブロッケン現象と呼ばれる不思議な現象。

天候の変化で山は不思議な自然の美しさを見せる。
小さな 神様が宿っているかのような??
昔の人たちはこういう現象を見て
神様に手を合わせたりしたのかな??
なんて想像してみる。

雨、風の後にはこんな虹のサプライズ。
雨だからと言って決して
残念がることはない。

豊かな経験、
自然のフィールドから
子供たちを連れて山を
訪れるとき、
山というフィールドは 学びの場、
学校なのだと感じてやまない。

ところが、学校や学びというと
多くの皆さんが想像するのは
机に教科書、ノート、
教室には黒板があって
担任の先生がいて
クラスメイト(同級生)がいて
定期的にテスト(試験)があって
宿題や課題の提出があって
時間割のスケジュール
時間ごとにコマ割りされたカリキュラム、、、

そんな学びの姿、学校の姿
想像されるだろう。

それが今や コロナ時代、
超気候変動時代だから
蒸し暑い教室の中、
マスクに除菌・殺菌のプレッシャー。

コロナ自粛で休校になった分を取り返せ!で
プレッシャーの圧はさらに子供たちを苦しめる。

一週間過ごし
疲れ切って帰って来る我が子の姿を見て
この 不自然さ。

違和感を覚えないだろうか。

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本当の学びとは??
学校って何??

その答えには 山というフィールドだ。

山というフィールドは
まるごと 理科室のような
まるごと 教科書のような
まるごと 百科事典のような
地球の奇跡と不思議と調和にあふれた
自然のフィールドなのだ。

山を訪れるとき
子供たちの表情の変化は 何よりうれしい。

なんで??なんで??を繰り返し
知りたいと目を輝かせる。

好奇心いっぱいの欲求を
満たしてくれるのが自然というフィールド。

知りたくなったら
調べたらいい。

知りたい が先、
発見 が先。 知識はあと。

これが 本当の学びの姿なんだと
子供たちの姿を見て確信する。

それから、成長のフィールド。

山というフィールドは自然の負荷がちょうどよい。
毎度同じ景色はなく、
雨や風、時には雷にも悩まされることもある。

当たり前だが急な上り坂を駆け上がらなければ
頂上に立つことはできないし、
頂きの上で 素晴らしい眺望に恵まれるかは
お天気や運 次第。。。

年齢の違う者同士歩いていても、
ザックの中に背負っているもの次第で
さらに負荷をかけることもあるし
逆に 仲間の負荷を軽くしてあげることも
できる。

などなど、、伝えたいことは 山 ほど
あるのだけれど、、

とにかく 達成したときの子供たちの
この表情を見ていただきたい。

帰宅してからも
子供たちの自信に満ちて 
家族に思い出の山行を語る姿は
いかにも自信たっぷり、
堂々としている。

現代の多くの子供たち、青少年たちは
自分自身に 自信がない と語るという。

日本は自己肯定感の低い国。

そんなレッテルが張られている。
その理由をつくっているのが
残念ながら 私たち 母親。
母親の自己肯定感の低さだとも言われるのだけれど。。。

やった!できた!

この体験がこれからの 超「変化時代」を生きる
子供たちへの 何よりのギフトと感じてやまない。


今年はコロナに始まり、
気候変動、、、
超大型の台風10号が日本の南を通過。

私が母親として子供たちにしてやれること
最大の 愛は

「生きる力」

を身につけること。

これに確信を持ってやまない。。。

こんなに声を大にして
「生きろ」「生きるんだ」

と叫ばなければいけない時代が来ようとは
数年前では想像もできなかったから。。。


やはり、文章が長くなってしまいましたね、、
「出会い」について書けていない。これはまた
次回に、、、
(すみません)





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