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【掌編小説】夜景と寝顔(679文字)
こんな冷え込む日でも君は机に突っ伏して寝る。
「もう…風邪引くよ。」
パソコンには途中書きのレポートだろうか、私は彼の背中に布団をかけてベランダへ出る。
夜景を見ながら温めた抹茶ラテを飲むのがなんかカッコいいと思っているからだ。
まあ大学生2人が住んでいるアパートだ、別にいい夜景が見えるとかじゃないし、なんならめっちゃ工場。工場まみれで夜景とか言ってらんない。
でもこういう生活にずっと憧れていた
こんな冷え込む日でも君は机に突っ伏して寝る。
「もう…風邪引くよ。」
パソコンには途中書きのレポートだろうか、私は彼の背中に布団をかけてベランダへ出る。
夜景を見ながら温めた抹茶ラテを飲むのがなんかカッコいいと思っているからだ。
まあ大学生2人が住んでいるアパートだ、別にいい夜景が見えるとかじゃないし、なんならめっちゃ工場。工場まみれで夜景とか言ってらんない。
でもこういう生活にずっと憧れていた