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【コラム】何者でもない「誰かさん」のnoteに求められているものは何か

漫画「天使なんかじゃない」について書いたnoteが、最近異様にビューを伸ばしている。ダッシュボードで数字はわかるが、要因がわからない。

こんなタイトルだから、あらすじを求めてクリックされているとも思えない。ライターでもなく有益でもないこのnoteを、クリックしてくださる心理や、期待されていることは、なんなのか考えてみた。


まずは、単純に「天使なんかじゃない」という漫画が、それだけ愛されていて、親しまれている、と言うことだと思う。作品のすばらしさ。人生のどこかで出会ったその作品の懐かしさに引かれて、クリックしてくださる方も多くいるだろう。

次に、きっと「天使なんかじゃない」を読んでタイトルのように感じられた方が、多くいたのだと思う。泣いて、傷ついて、全然きれいじゃない恋をする、それでも美しい「青春」時代の物語

最近、歌手の藤井風さんが「青春病」にて、「青春はどどめ色」と歌っているけれど、この漫画の世界で広がる時間は、やっぱりキラキラとしていると思うのだ。

つまり、noteを通して、ふとその世界観に触れたくなった方が、多くいらしたのだろう。

私はこのnoteでメインの翠と晃の恋愛についてよりも、推しキャラとなったマミリンや志乃について語っている。好き放題語っている。

Clubhouseの流行を見ても、結局みんな、結構誰かとしゃべりたいし、繋がってたいんだなぁ、と感じた。


何者でもないけれど、それはそれで人を楽しませたり、何かを分かち合ったりすることはできるのかもしれない。


案外、ヲタク気質に優しい世界になっているのかもしれないし、おしゃべりに優しい世界なのかもしれない。


と、ちょっと希望の光がみえた気がした。


(思わず分かち合いたくなる、素敵な作品をありがとう矢沢あい先生。)


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