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水にかき消されながらも燃え続ける闘士と共に風を生み続ける。

先日、ひょんなきっかけからご縁を頂戴し、

【アーユルヴェーダで人間分析】

公開LIVE配信にお邪魔することとなった。

細かい分析内容は、元テレビマンでアーユルヴェーダ・カウンセラーで今回分析いただいた、スミヨシマチコさん(@mck_ayurveda)がまとめていただいた分と、放送アーカイブがあるので、
そちらを是非ご覧いただきたい。
私をどこの誰だか全く知らず、ふいにこちらにたどり着いていただいた方でも1人の人物のシルエットがくっきり浮かんでだろう、と言えるほど、
大変柔らかに読みやすい文体で、詳細ながらも簡潔に綴っていただいている。

*放送は毎週水曜日 日本時間21:00より、YouTubeチャンネル『おSENTOロックショウ』で生配信され、過去分は上記のようにアーカイブを残されているので追って視聴可能。

そんな今回は「アーユルヴェーダ」という言葉に出会い興味を持った経緯と、
今の自分を客観視し、その時に言葉にしていただいた内容の記録を、改めて自身の言葉で残してみる。

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皆さんは「アーユルヴェーダ」というものに触れたことはお有りだろうか。


はじめてこの言葉と出会ったのは、Youtubeの動画を通じてであった。
元々高校生〜大学生ごろから、今ではいわゆる"ASMR"と呼ばれる「自律感覚絶頂反応/Autonomous Sensory Meridian Response」を刺激する、シャンプーやマッサージなどの癒し動画を漁るのが好きで、
定期的にYoutubeにお邪魔していた中の出会いであった。

その動画では「シロダーラ」という特別なオイルを額に垂らす映像が有名な施術を行われたものであった。

シロダーラとは:
インド・スリランカ発祥の伝統医学であるアーユルヴェーダにおいて、頭を意味するシローと流れを意味するダーラを組み合わせた、オイル療法のことをいいます。

アーユルヴェーダとは:
インドでは、数日間の合宿とともに毒素排出の浄化プログラムとして行われることもあるほど、生活文化に密着した伝統的な医療です。効能として、不眠症や、眼精疲労の改善、ストレスの解放、頭皮の強化、頭痛の改善などが挙げられ、個人差があります。

出典 - EPARK リラク&エステ https://mitsuraku.jp/term/43/

ベッドに施術を受けるため、瞳を閉じた女性の額に降り注ぐ、美しい一筋のオイルに心惹かれたのを覚えている。

その後社会人1年目、日々のご褒美として当時の勤め先同期と共に、
たまたまホットペッパーか何かのWeb上クーポンサイトで発見し、京都・四条高倉界隈にあったアーユルヴェーダ・リラクセーションサロンに訪れたのが、初めての具体的な接点だった。

暖かなオイルとマッサージに、それまで受けてきた指圧やタイ式などのマッサージとは異なる、心の奥底からほぐされる何かがあったように感じた。
だが提供されたメニューは、あくまでリラクセーション要素が強いボディトリートメントを目的とした場であり、
まだまだアーユルヴェーダ=世界に存在する医学の一つである、という認識を持つことはなかった。


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3年後、私はインド南東部に浮かぶ、セイロン茶が有名な小さな島国にいた。
世界旅の道中、インド半島最南端・コモリン岬を挟んで反対の海に位置する楽園・モルディブを目指していた途中で、トランジット中に立ち寄った1泊2日の弾丸旅。

島の西側・ニゴンボ(Negombo)周辺に位置するバンダラナイケ国際空港で、
当時ちょうどCHAGE And ASKAのASKAさんが諸々で逮捕の報道が流れていた頃に、「SAY YES」がドンピシャで構内に流れて驚きつつ、
スリランカ鉄道に揺られながらたどり着いた古都・キャンディ(Kandy)。

有名なブッダの犬歯が安置されているというお寺・佛歯寺(Temple of the Sacred Tooth Relic)のから徒歩で行ける距離にあるキャンディ・マーケット。
世界的に有名な観光地とはいえ、現地の人々の生活が垣間見えたその場所で出会った1件のお土産屋さん。
近所に溢れていたフルーツ屋さんなどを横目にすり抜けて中に入り目にしたのは、腰掛けていた店主のおじさんと、どこかで一度出会った記憶があるエキゾチックな強い香り。

「日本人?お土産探してるんでしょ。良いものあるから少し待ちな。」

積み上げられていた数々の箱の端に置かれていたボトルを手に取り、蓋をとって私の鼻元に近づけてきてくれた。

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鼻の中を駆け抜け、脳内に勢いよく広がるような、スパイス由来とも言えそうな独特の香りに、
すぐ”アーユルヴェーダ"って言葉が蘇ってきた。

サンプル分をその場で実際に体につけてもらえたので、
おじさんが首肩周りにオイルを塗布し、軽くマッサージをしてくれたのだが、
あっという間にフワッと広がるその香りに包まれ、心地よさと驚きの時間を提供してもらえた。
マッサージは優し目だったのに、首肩から頭や腰あたりまでスーッと浸透していく感覚に衝撃を受けたのだ。

お土産にその時使用してもらったオイルと、ヘッドマッサージ用のものの2つ頂戴してスリランカを離れた。
実際に日本に戻ってから使用した際も、あの衝撃的な香りと体に染み込んでいく感覚は少し味わえたが、何も知らない素人がちょっとオイルを触るだけではよく分からない、というのがその時の感想だったかもしれない。

そんなこともあってか当時、本格的なアーユルヴェーダを受けるところまでは考えが至らなかったが、時間もあったあの時にそのままアーユルヴェーダを体験してみたかったな、と帰国してからずっと思い続けている。


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追って調べた内容によると、
アーユルヴェーダは元々今から5000年ほど前にインドで生まれたようだが、仏教の伝来などと共にスリランカにも伝わり、それ以前からあったと言われる独自ハーブを取り入れた伝統医療「デーシャチキッサ」を始め、国内、アジア圏の自然療法を融合したものとして確立されてきたとのこと。

なので、発祥元のインドとは異なった、スリランカの生活習慣やインドよりも豊富に手に入りやすい薬草をそのまま使用した施術もあるよう。

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今回お世話になったマチコさんのことは、私がお世話になっている『わいざんおもしろマーケティング組合』界隈皆さんのTwitter発信を追っていて知り、TwitterやYoutube動画、最近ではnoteを通じてご活躍を拝見している。

直近は大阪・平野区に所在する入船温泉を拠点にアーユルヴェーダ施術はもちろん、テレビマン時代に培われたご経験を生かした「パーソナル演出戦略ディレクター」としてもご活躍されているようだ。

詳しくは公式ページ →→→ https://peraichi.com/landing_pages/view/mckstop

私は現在台湾・台北市で暮らしていることもあり、直接お会いしたことはない中、なんと!マチコさんのYoutubeチャンネル『おSENTOロックショー』への出演が決まった。
きっかけは、1ヶ月半程前にカノーん!さん(@HirosevenNkr)のRadiotalk配信を視聴しその感想をTwitterで呟いたところからであった。

ツイートのリプライ欄で会話させてもらっていたところに、マチコさんご自身からリプライいただいたのである。
そこから瞬く間に出演回が決定。約1ヶ月少し後にお邪魔することとなった。


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普段台湾時間19:00すぎに仕事が終わるので、日本と1時間の時差がある台北から日本時間21:00~開始の番組に参加するために、少しダッシュしての帰宅となった(間に合ってよかった!!)。

少し接続テストをしていただいた後、早速番組スタート。はじめの15分ほどは、毎度番組冒頭でご説明される

【アーユルヴェーダの健康の考え方】

から始められた。

【人間の肉体】
誰もが「風」「火」「水」の3つのエネルギーを持っている
 →肉体維持のための生理的なエネルギーを使われるためのもの
 →そのバランスは誰しもが決まった状態で生まれてくる 
 →もっとも分量が多いエネルギーの特徴が、その人の性格・体質への影響し目立ちやすくなる
 
✔︎風: 
軽く常に揺れ動いている。乾きやすく冷たい、粗い、変化しやすい傾向を持つ。お通じ硬くなりやすい。
✔︎火: 
キリッとしていてビシビシ、自分にも人にも厳しく、切れ味鋭いイメージ。熱く鋭く知性的で判断力や集中力を持っていやすいが、怒りやすい傾向を持つ。お通じ緩くなりやすい。
✔︎水: 
安定し冷たく、しっとり・おだやか・のんびりしていることが多い。体力はある。行きすぎると重くて動きが悪く、溜め込み執着しやすくなる

”生まれた時の風・火・水、それぞれのバランスを維持できている状態” が、もっとも調子良く、心も体も健康で幸せな状態ではあるが、
生きていくうちに様々な人間関係、環境の影響を受けて、どうしてもバランスが崩れてしまいやすくなり、性格・体質に影響を与えてしまうらしい。

【バランス崩れるきっかけの例】
・集団行動の中で自分をバーンと出すのが怖くなり、「人の言うことを聞こう」となってしまう
・親に怒られたことがきっかけで「こういう自分でいてはいけない」「ちゃんとしよう」「自分を正そう」としてしまう
【何によってバランスが崩れるか】 
<特に重要> 生命維持に関わること:
食べること - どれだけ/何を 食べているのか
寝ること - いつ/どれくらい 寝ているのか 
・心理的なもの  
【悪化した結果、病気になるに至るきっかけ】 
・アーマ(未消化物)の存在:
 →消化や代謝仕切れなかったアーマが、体の栄養にも排泄物にもなれず、体内にくっついてしまっている状態(ゴミが溜まっている状態)
 →風・火・水3つのエネルギーは本来体内を流れ続けているが、アーマが溜まるとそれが流れなくなり、詰まった場所から病気が発生する
 →自分の消化力・代謝以上のものを摂取する/食べ過ぎ/体で分解不可能な化学物質 などが原因となりやすい

なので、アーユルヴェーダ視点での健康維持するポイントは、

・アーマを作らない
・消化力をしっかり保つ
・3つのエネルギーの(生まれた時の)バランスを保つ

となる。

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【アーユルヴェーダの健康の考え方】の説明を終えられると、私も画面上に登場させてもらい、早速ヒアリングから開始。

【聞かれた内容】
・仕事のこと
  - 勤務時間 - 基本的に平日毎日同じ時間勤務のルーティーン(結構一定した時間で生活している/仕事だらけの日々にならないようコントロールし生活するように努めている)
  - 勤務体系 - オフィスワーク。ずっと同じ姿勢でデスク貼り付き動きがかなり少ない。頭だけ忙しい。ノートPCでほぼ完結する。社内外相談・コミュニケーションも基本チャットで完結(1ヶ月に1~2回来社orクライアント先訪問)。口から声を発しない時間が多い。
  - 今の仕事を選んだ理由 - 仕事内容というよりも、とにかく台湾に住むためのビザを下ろしてもらうことができ、そこそこのお給料がもらえる環境が得られる条件があったから。

・旅、note投稿のこと

 - noteにこれまで投稿されているのは何時ごろのことなのか?
 →現在進行中のものは2014年頃のもの。当時ブログ等で世に送り出したかったが、日本語でなく英語を使うことに集中したかったことや、時間が進むにつれてゆっくり文章書くことに向き合うことが難しくなっていたこと、ブログを立ち上げるのがなんだか億劫だった…等によりアウトプット繋がらなかった。
 →シンプルで書きやすいnoteが登場してくれたので、頭の中だけでストックしてきた過去の記憶掘り起こしながら文章化進行している。
 - オーストラリアには合計2年、ワーキングホリデーを利用し長期滞在していた(間約2年、日本で働き再度渡豪した)。

・台湾の気候

 - 4-11月ごろまでずっと暑く蒸し蒸し。スコールも起こる。シャワー浴びても乾かしてドライヤー浴びている間にまた汗かく。洗濯物乾きにくい。
 - 冬も湿度下がらず乾燥しない。カビ生えやすい環境。

・体調について
 - お通じは比較的行ける方(どちらかと言うと緩くなる方)
 - どこでも寝られる(旅の道中の空港泊などもしてきた)
  →ただし起きた時のスッキリ感は前々からあまり感じられない方

・子どもの頃について - ものすごく負けず嫌い
 - どんな遊びしていた? 両親吹奏楽畑であること影響しピアノ、楽器などに触ることが多かった。幼稚園では砂場でみんなで川作り(手が直接汚れる泥団子作りとかは苦手だが、ショベル触って掘っていき水流すのは楽しかった)や、セーラームーンごっこ(好きな役回りには拘っていた)、クラスルームにあった小太鼓などを叩く、など。


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ひととおりヒアリングを終えられると、早速分析内容の解説に入られた。

今回のアーユルヴェーダ人間分析に参加するに際し、本番当日までに「事前アンケート」に答えていた。
先ほどまでのインタビューもアンケート内容に基づいて進行いただいていたが、
最終的な分析要素はそのアンケートに書かれた内容の特点化+インタビューの内容からそのズレを照らし合わされ見ておられる、とのこと。


さあ、私の中でもっとも強く出ていた要素は…… ジャラジャラジャラ〜〜ジャンッ!

まゆーの分析結果:
アンケートから見た得点の多い要素 → 
インタビュー内容から見られる最も多い要素 → 
→ 火ベースで同じくらい水もある、と見られるタイプ


火の要素強い人 → 動的。自分の信念を持ち、自らの意思で自分のやりたいこと貫き通そうとする
水の要素強い人 → 静的。気持ちの面で落ち込むことが多い。アーユルヴェーダでいう「タマシック(惰性。めんどくさい、どうでもよいといった気持ちに直結するもの)」が発生している 


見事に矛盾\(^o^)/


話題はそのまま、火ベース、あるいは火&水が同等のくらいの人間なはずなのになんでこんなに水が増え、「タマシック」が過剰になっているのか、というところに進行。
要素の増減には、住環境が大きく影響するとのことだが……

まゆーの水要素を増やしている、と見られる原因:
・台湾の気候(湿気の多さ、冬でも乾燥しない)
・仕事環境(じっとして動かない時間が多い)

人間=生まれ育った環境に合わせて細胞ができているので、現在在住の台湾の環境が水要素を悪化させている可能性について追求。
上の2要因はどちらも水が増える理由として、がっつり当てはまるのだそう。
だとすると、もはや逃げようのない自然環境要因 x 1日の大半の時間を過ごさざるを得ない自分の姿勢 が、私を水分ダックダクにしていた、ということだ。
そりゃ、本来持っているはずの爆力ある灯火も引火してくれないわけである。

それと真反対とも言えるエピソードが、合わせて聞かれたオーストラリア時代の生活スタイル。

・オーストラリアの乾燥気候(広大な大陸なので場所によるが、滞在期間の大半は乾燥したエリアにいた。北東部・ケアンズに1ヶ月いた時は最も湿気が多い町であったこともあり、現在同様の体の重みを感じ、早く町を脱出することだけを考えて、車を入手次第脱出した)

・移動の多い生活(滞在2年目は1年に10回引越し・東海岸をぐるっと回るような生活となったが、移動が多めの生活が快適だった)

2回目の渡豪直前、その前に勤めていた職場を退職してすぐ、一瞬気が抜けたからか副鼻腔炎を発症。
少なくとも3ヶ月、治癒するまで薬を飲み続けないといけない状態であった(それでも治らない場合、日本にそのまま滞在していたならば、最悪手術と言う道もあった)。
渡豪当初は一度、日本の家族代理で処方してもらった薬をわざわざ郵送してもらったりしていたが、海外転出届を出して国を出ている関係で国民保険証はなかったし、10割負担で都度処方してもらわないといけないことや、家族の手を煩わせる必要が出てきてしまうことから、その後は薬なく気合で過ごしていた。
その割に、マチコさんに聞いていただいていたように、意外と体調面では体軽めに動けていたのではないだろうか。

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最後に、水を減らす方法について。

「住んでいる場所の気候」と「日常の仕事環境」という、日々最も避けられない要因により増えている水を減らすには?

・体を動かす
・刺激を与える
・寝過ぎ、食べ過ぎをやめる

これらが自分の状態への喜びになり、水が過剰な状態を軽くする方法だそう。

体を動かす → まずは毎週1回続けているジムでの運動の継続、極力自宅に引き籠って過ごす週末をなくす(外を散歩するのは大好きだが、どうしてもやりたいこと=PC作業の延長、が重なると自宅で過ごす時間が多くなるため、外で作業するようにする)

刺激を与える → 日々、可能な限り新しい発見を見つけ続ける

寝過ぎ、食べ過ぎをやめる → 現在の生活における食べる量は無茶苦茶多くはないが、睡眠時間は長くなりがちなので、調整要……!


加えて、
水 = 湿り気+"油分"
も含まれており、それが過剰になると乾燥しにくい状態を作り、体が重くなってしまう傾向があるよう。
→アーユルヴェーダ式乾布摩擦・ガルシャナという絹手袋で体をこすること良いとのことであった(台北でどこか販売しているところ、あるだろうか…?)。

そしてここで一つ疑問。この湿気の街・台北に居るにもかかわらず、なぜか腕・足の表面は乾燥を感じることも少なくない、水過剰気味の私。
これはどう言うことなのか……?

→ 火のエネルギーが使いきれておらず、体の中の火の熱により表面が乾燥している状態、である可能性

→ 火が使えていない理由:火を満足させられていない毎日が続いている(ルーティンライフ=水が喜び増えていく生活をしているから)

→ 何か自分の中にゴールを持ち、そこに向かって強く進んでいくことが"火"としての喜び。なので、目標とすることを見つけることが、火を復活させる一つのポイント

メラメラ燃える火は間違いなく存在しているのに、燃やし続けられる時間があまりにも少なく、体内でモヤモヤしていることが影響しているよう。
確かに、ふと体の中は熱くなっているのに、それを発散できる場を作れてないな、と改めて感じさせられていた。


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今回のキーポイント。

【台湾(台北)の湿気に加えて、体をじっとさせてしまうデスクワークは私の”安定”を悪化させてしまう】

湿気 - 前々から苦手であること認識していて、日本の気候だと夏はあまり好きでなかった理由の一つ。
台北の気候がギリギリで、さらに湿気多いシンガポール やスリランカに立ち寄った際は「ここ絶対住めない!」と一瞬で察知。
一時期お世話になったオーストラリアや、旅先のニュージーランド、中東などの乾いた(&場所により澄んだ)空気感がぴったりだったこともあり、
いずれは湿気多くない環境に拠点を置いて生活することは、前々からの一つの夢であり、今回の分析で確信した。

体をあまり動かさない仕事環境 - マチコさんがおっしゃった通り、ルーティーンワークは元々苦でない方だと思っている。
だが、ルーティーンワークの代表的なもので新卒入社した金融機関の預金業務ですら、日々マルチタスクにカウンターに立ちお客様のご相談事項聞いている時間もあれば、そこそこ重たい棒金(硬貨の束)や札束を台車で運び手作業で出納機の補充回収作業したり、書類整理やノベリティ管理、店内掃除などで何かしら1日中体が動いていた(それで良い感じにバランス取れていた)。
オーストラリアでお世話になったニンジンファクトリーでのパッキング作業や、日系留学代理店での窓口・オンライン相談対応(&たまに留学団体引率)、台北に来る前に働いていて日々人の入れ替わりが激しすぎた京都の武家屋敷での日々も、少なからず何かしら体を動かす時間があった。

逆に、今の1日ノートパソコンの前で頭だけが動いていて、歩くのはトイレいく時とランチのみ(&1ヶ月に1回ほどのクライアント訪問)、口から声を出す時間もわずかと言う環境や、
日本国内の留学代理店勤務時の、3人入ればほぼ満席というくらいこじんまりしたシェアオフィスの一角で、お客様来訪時以外同様にパソコンに向かう時間が多めだった環境は、
自分の体の中の火を上手く燃やしてあげることができていないのかもしれない。
何かしら少しでも楽しかった!という記憶が残っている仕事は、体の動きが多かった仕事だな、と改めて振り返り認識。



今のご時世、すぐには動きにくくはあるが、生きている間にまだまだ未到達の世界の行きたい場所に足を運びたい、という夢や、結婚と言う現実的な夢は諦めていないので、
それを叶えられる方向に持っていけてかつ、体の動きも今よりは作れるような仕事を発掘できるよう、日々アンテナ貼って過ごしていきたい。

そのためにも、日々少しずつ生活・食事面を見直しつつ、
今体の中にどっぷり溜め込んでいる”水”を減らし、元々持つはずの力強い"火"をただの灯火で終わらせることなく、ポジティブに燃え上がらせながら、
オーストラリアの移動生活で実は生み出していたと見られる"風"の動的パワーを再度自分の元に呼び寄せて全力出していきたい。

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#エッセイ #生き方 #健康 #アーユルヴェーダ #人間分析 #おSENTOロックショウ #旅 #海外生活 #台湾 #オーストラリア


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