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なぜ文化を育てる必要があるのか?

私が文化の大切さを感じている理由。

経済や政治って直接的影響が非常に大きいですよね。だから、経済が世界を動かしている、そう思っていた時期もあります。

だけどセンシティブな話題だと思うのです。政治経済って。日本は平和が数十年続いていますが、世界中で平和で治安がいい国ってそんなにないです。近くの国では、いざとなった時、例えばミサイルが打たれた時に備えて国民全員が必ず避難訓練をする日を設けている国もあります。避難訓練の日は外に出たら罰金です。

世界情勢をみた時、今の日本はとても平和だと思います。今はです。

経済って人口に支えられる面があるじゃないですか。それってどうしようもない面があるし、ずっと先進国でいられるかなんてわからない。時代の流れに左右されると思うのです。

国を保つものは何か。独立性、国としての威厳を保つものは何か。そう考えた時、最後の砦となるものは、歴史、固有の文化だと思うのです。

経済は数年単位で変化します。ですが、文化・芸術は1000年後にも効力を発揮し続けるものだと思うのです。

文化、芸術はなぜ必要なのか。
それはヨーロッパとアメリカの関係を考えると明白です。経済の中心はここ数十年でアメリカに変われど、やはり文化・歴史ではヨーロッパが未だに存在感を放っております。
経済はどうしようもない面があります、ですが文化は未来を見据えて長期投資し続けることで、
国の資産となりうるのです。

経済では時代の変化に抗えないかもしれない。ただ文化だけは、時代の変化があれど国の資産として価値を発揮し続けると思うのです。

だから、短期的利益は生まないかもしれないですが文化に力を入れ続ける必要があると思います。

ただ、先人がつくりあげた文化を継承するだけではなく、今の時代に即した芸術も取り入れ、
伝統と革新をし続ける必要はあります。

文化を築くことは、並大抵のことではない。

ですが、短期的利益を求めるのではなく、
長期的目線で文化を育て上げる必要がある。
私はそう確信しております。

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