世界が消える最期の夜に【妄想のカケラ】
星が、
流れてはどんどん消えてゆく...
異常なほどの多くの流れ星を見送りながら、この世界が消えるのを、新宿のワンルームのベランダから缶ビール片手に静かに眺めている
ひとりでよかった
誰かと一緒だったら
私的な未練にまみれた迷いごとをわめきちらし
こんなに冷静に最期の夜空を堪能することは出来なかった
ただやっぱり
この美しい夜空が消えてしまうのを
「もったいない」と思ってしまうのも
私的な未練なのかもしれないけれど_
お題「消える」
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