嫌なことはバッサリと。穏やかに過ごしたいね。

「一緒にいるとほんと楽しい。和む」

最近仲良くなった子から、こんなお言葉をいただいた。嬉しくなって理由を聞くと、愚痴やマイナスな話題があまりないから、と言ってもらった。調子に乗ってさらに上機嫌に。にまにまにま。

でもこれは、マイナス志向なわたしが意識的に行っていることなので、純粋に嬉しかった。

もともと愚痴るタイプではないのだけど、嫌なことで塞ぎ込んでしまったり、苛立ちがわかりやすく出ちゃうタイプ。

変わったきっかけは、前の上司の一言でした。

前の職場の上司は、竹を割ったような、という表現がぴったりなほどバッサリとした女性だった。心を削るような仕事で、感情が追いつかない、精神的な激務。

そんななかで、ひとこと、いわゆるクレーマーに対しての対応で。
「この人に使う、私の感情はない！」

って言って、ばっさりと、淡々と切ったその言葉が、稲妻みたいにわたしの心にもクリーンヒットしちゃったのだ。

たしかに、なんで嫌なことだったり、嫌なことをしてきた相手に、わたしの感情は使われなくちゃいけないんだろう。

さらに友達に愚痴るその瞬間、もう一度嫌な思いをしなければならないし、その嫌なこと・ひとにまた「話題」として話す時間を奪われてしまうんだ。

それがたまらなく嫌だった。
嫌なことは一回で十分だ。ほんとに。

それを友達に共有する必要はないし、じぶんの感情と時間の無駄遣いだと気付いた。だから、本当は「穏やかで優しい性格」だから愚痴らないのではなくて、嫌なことに奪われてたまるか！っていう意地、だったりする。

もちろん、溜め込みすぎちゃうのはよくないし、話すことですっきりとすることもあるから、ぜんぶがぜんぶ、ではないのだけど。（この反動で抱え込むようになってしまった、っていうのもある…）

でも。出来るだけ、誰かといる時間はHAPPYに過ごしていたいな、癒される時間にしたいな、とおもう。せっかくのプライベートなんだもんね。穏やかに。目指してるスローライフ。

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