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カナダのサニタリー事情①

海外旅行なんかに行く時は、毎月やってくる生理に当たらないよう計画するのがマスト。

とはいえ、長期滞在やその土地に住むとなると、その国のサニタリー事情は避けては通れないところ。

・カナダにこれから長期的にやってくる方
・生理用品について悩んでる方
・「よりいい物に巡り合いたい」とアンテナを張っている方
男性non-binaryの方

に読んでいただけたらな、と思います。

毎月やって来て、何十年と付き合っていくもの、満足のいくクオリティの商品と巡り合いたいものですよね(布団の押し売りみたい)

カナダのナプキンクオリティ

何宣言してんだか、って感じですけどカナダにやってくるまで、タンポンも併用していましたが、基本ナプキン派でした。

カナダにやって来てからもナプキンを利用していましたが、どうも肌に合わない

これまで、生理用品と、肌との相性を気にしたことはありませんでした。「安いの買ったから?」などと反省し、色々なブランドを試しましたが結果は変わらず。

ちなみにカナダでよく見るブランドは例えばコレ。

ドイツから来た友人もこのブランドを日頃から使っているとの事で、欧州でもお馴染みのブランドなのかもしれません。

ところが、カナダのナプキン全般(menstrual pads)、日本製品のフワフワ感に慣れていた私には、シャカシャカのビニール感がどうも馴染めませんでした。

オーガニックの商品は、結構良かったです。もし、同じように感じ、悩んでいる方がいらっしゃいましたら、そちらをお試しいただくことをおススメします。

Tバック用パンティライナー

そして、日々のレギンス一枚履き

と、これらの言葉に馴染みのない方も、「あぁ、そうだよね」という方も、

詳しくはこちら!実は、この方のこの記事をもって、私はnoteと巡り合いました。いつもとっても面白い。ただの大ファン♡

何を隠そう、私自身もレギンス族。

というか、日本でもレギンス大好きで、チュニックや長めTシャツと合わせていたんですが、なかなか市民権を得なかったのが実情。今はどうなのかしら…5年前の当時、友人から「エアロビの講師か」「オマタ見えてる」(見えてない)などと突っ込みを受けていました…懐かしいな。

ま、それはそうとして、レギンス生活+ナプキンを避けたいが為に、タンポン一筋になりました。そして、カナダで買えるのが、こちら。日本でも発売しているようですが、私は知りませんでした。

Tバック用(thong)のパンティライナー。写真が出ないな、残念。

選べるタンポン「紙 vs プラスチック」

タンポンを見た事がある方だと、分かりやすいと思うのですが、日本で見るそれのアプリケーター部分はプラスチック。

カナダでは、店頭で、アプリケーターがcardboard製(ツルツルしているボール紙)かプラスチック製の2種類が売られています。

紙製は、地球に優しい、しかもちょっとお安いので、私はいつもこちらをチョイスしていました。

使い心地としては、私は両者特に変わらない、と思っています。

月経カップ最高

さて、実は、これが今回訴えたかった一番のポイント!

月経カップ、ご存じですか?私はこのステイホーム期間に使い始めたばかり。

で、買って良かった、もっと早く出会えば良かった!!と思っています。

数年前からその存在は知っていたものの、

「お家にずっといる、今だからこそ試してみよう」と思い立ちました。

立ち寄ったドラックストアで、「そういえば」と、サニタリー製品の並ぶレーンに行ってみたものの、種類が多い!!!5種類ぐらい店頭にあり、「ちょっと予習が必要…」と買わずに帰りました。

あと、値段にちょっと躊躇したのも本音。

お家に帰ってから、ネットで検索した所、日本語だとあんまり情報が見つからなく、(実はnote内には結構沢山のレビューがありました)

英語で検索すると、出てくる出てくる。自分にあったサイズの測り方、使用感などの好みから、何十個とあるオプションの中から自分にあったものを教えてくれるYouTubeチャンネル&サイトを見つけました。

月経カップは英語で、menstrual cup。こちらのサイトは分かりやすいです(使用方法などについては各商品に付いている説明書を読んでください)

と、知識を深めていた矢先、買い物から戻ったパートナーから「欲しがってたやつ、買って来たよ」とサラッと差し出した月経カップ。

えっ、私の下調べ…お気に入りカラー…などと思いが過ぎりましたが「おぉ!買って来てくれたんだ、ありがとう!サイズあるんだけど?」と問うと、「あるよ、箱に年齢別目安書いてあったから、ちゃんと合うはず」と軽く告げられました。

という事で(私の下調べ空しく)ゲット。でも数月の使用後、サイズ等の問題はなく、大変良いです。

月経カップの嬉しいポイント

としては、

・嫌な匂いがしない

タンポンより付けてる感なし

・THE 快適

生理用品を繰り返し買わなくて良い(足繁くドラッグストアに通わなくてはならない身体的な面倒くささと、切らしてるから買わなくちゃ!という強迫観念のような精神的面倒くささにSayonara)

・地球に優しい、お財布にも優しい

お出かけ時、荷物が少なくて済む

学校や職場、レストランなどでお手洗いに行く時、不自然にカバンやポーチ、または単品をそっと持たなくて良い

・友人の家などでゴミ箱に悩まなくて良い

生理の始まりから終わりまで色や質、量などを自分でチェック出来る

・シャワーもプールも大丈夫だそう

・旅行にも、きっと便利

月経カップのネガティブ面

は、

・煮沸消毒が必須(私は使ってない電気鍋をそれ専用にしました)

ユニットバス以外の、水道がないお手洗いだと不便

・人によってはグロく感じそう

タンポンに慣れてない人にはそもそもの敷居が高そう(痛くないし〜怖くないよ〜)

とこんな所です。

一先ずのまとめ

まだ、生理用品の無料支給、低用量ピル緊急経口避妊薬、カナダ(オンタリオ州)学校での性教育サニタリーショーツなど話したい事が山ほどあるのですが、長くなってしまったので

とりあえずここまで。

こちらが後編です。良かったらご覧ください。




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