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〖作詞〗『握った拳』

『握った拳』
作詞 : S0U

男と女 大人と子供 白と黒
反対だって 認識してる カテゴリー
本当に 本当に そうですか?
確かに少し 差はあるけど
別けるほどの ものじゃない

遥か太古の 昔から
協力すること 武器にして
生き延びてきた 我ら人類
天敵どこにも いなければ
家族に 否の矢を向けるのか

「自分と違う」と それだけで
過敏に 恐れ慄いて
固い心で 研いだ刃を 振り回す
違いを認めぬ 弱い人
貴方の刃は よく切れる


Ladies or Gentlemen
Boys or Girls
Black or White
「and」を「or」に 変えただけ
なのにこんなに 違和感ばかり

性別だったり 肌の色
性的思考や 崇拝の神
この世を創る カテゴリー
全て同じの 人なんて
地球人口 探したところで 自分だけ

当たり前にある事に 人はいちいち
突っかかり 正当防衛 主張する
自分1人じゃ 自信ない
ステレオタイプ この指とまれ
自分の思いが 世界の摂理
過剰に膨れた 自己防衛


ただ最近思うのは 反対意見も
激しくなって 「差別を無くせ」と火を放つ
差別してる そんな人を 差別する
発展途上の ウロボロス

最後に 僕は思うんだ
「差別を無くす」って 性別 嗜好 考え方の
「差を無視する」 ことじゃなく
「差を受け入れる」ことだって

女と男 子供と大人 黒と白
存在に 優劣なんて 無いからさ
握った拳を 平にして 和んだ顔で
Shall we dance ? と 誘えばいい
皆が 「差」 を受け入れた時
きっと1輪 赤道上で踊れるよ

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