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双極性障害と退職

こんにちは。
MAYです。

今回は私が退職したことについてです。


●双極性障害が発覚

私は双極性障害という病気なのですが、このことが発覚したのは入社する直前でした。このときはまだ双極性障害について無知でしたし、何とかなるだろうという気持ちだったので仕事をする気満々でした。今思えばこの時は軽躁状態だったので楽観的に考えていたのだと思います(過去を思い返せば、何か新しいことを始めるときに躁状態になっていた……)。会社の人には双極性障害だということを隠して普通に仕事をしていました。


●うつに入り状況が一変

ところがどっこい、入社して4カ月ほどたったころに「うつ」の波がやってきました。当然仕事にならず1週間ほどお休みをいただいたのですが改善せず。日に日に悪化していき、まともに座っていることもできす、机に突っ伏して仕事をしたり、仕事中に泣き出したり、仕事を放棄してベッドにうずくまったり……(在宅だったので可能でした)。それでもなんとかお仕事をしていたわけですが、もう4年ほど我慢できていた自傷行為が再発し、毎夜「自殺」が頭をよぎるようになったわけです。そこでふとじぶんでも「あ、限界だ」と悟ったわけですが。「まだ入社して半年もたっていないのに今退職したら経歴に傷がつく」とか「そもそも退職してお金はどうやって工面していくのか」「せっかく専門学校に行ったのに無駄になる」「再就職できるのか」とか、色々考えだすと仕事を辞めるわけにもいかず、ただただ「自殺するほかに道はない」というような気がして、眠れない夜を過ごしていました。しかし、さすがに私の様子がおかしいことに家族が気づき、説得を受けて退職を決意。説得を受けて納得できたのは

・経歴に傷はつくが、人生はそれだけではない
・資格があるので仕事はある(給与はいまいちだが経歴は重視されない仕事)再就職は可能
・専門学校で学んだことを活かすかどうかは自由、必ずしも活かさなければいけないわけではない
・食べていくだけなら家族の支援でどうにかなる

以上4点を理解できたからです。
家族からの支援が受けられるのは本当に恵まれたことです。しかし、こういった精神疾患は周囲(特に家族)の支援と理解なくしては治療が難しいのが事実だと思います。私の母も精神疾患を抱えていたこともあり、家族全体の理解が得られたのは本当にありがたいです。


●MAY、すんなり退職

実は私、うつに入って1週間のお休みをいただいたときに、会社に病気のことを打ち明けていました。そのため、会社からの理解が得られてすんなり退職することができました。本当に良い会社だったので名残惜しいです。多分病気じゃなかったら定年退職するまでその会社で働いてたかもしれない……。


●浮き彫りになった、社会不適合ぶり

無事退職できたMAYですが、仕事をしていて改めて自分の社会不適合ぶりが浮き彫りになりました。

・毎日同じ時間に同じ場所へ出勤することができない(できるけど涙が出るほどストレス)
・長時間机に座っての業務が苦痛、牢屋に閉じ込められているような感覚になる
・気分の浮き沈みがコントロールできないほどひどく、毎回同じレベルでパフォーマンスするのが難しい

他にも色々あるのですが、主にこの3つが私にとってはかなり負担で解決も我慢も難しく、このストレスがうつのきっかけでもあったのではと思っています。これは双極性障害と何か関係があるのでしょうか。それとも私自身の問題なのか……。なんだかんだと文句や弱音を吐きながらも毎日仕事をしている友人たちを尊敬しています。私には無理だった……。本当に社会不適合者です。


●双極性障害の知人がいる方へ

もしこれを読まれているあなたが、双極性障害の知人になにかしてあげられたらとお考えでしたら、まずは双極性障害について簡単に勉強してみてください。どんな病気なのかを理解してくれているだけで、とても助けになります。

↓↓↓おすすめの動画

↓↓↓私がちょっと「死にたい」と思っていたときの投稿。ご参考にどうぞ。

過去の私の投稿も併せて読んでくださるとうれしいです。


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