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『予行演習』 #ポエムのある暮らし

このnoteは定期購読マガジン『ポエムのある暮らし』収録noteですが、7月分は無料で公開していますので、さいごまでお付き合いいただければうれしく思います(※今月中に購読をはじめていただいた方には、noteへのサポートという形でお返しさせていただきます)。


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もしきみと出会わなかったとしても、きっとぼくは生きていただろうと思う
もっとしあわせでいられたかもしれない
もっと笑っていられたかもしれない
もっとこころにゆとりをもっていられたかもしれない
もっと、鮮やかな人生を送れたかもしれない
あらゆる可能性が、あったかもしれない


もしきみがいなくなったとしても、もっとぼくは生きていたいと思うだろう
しあわせでいられるにちがいないきっと
笑っていられるにちがいないきっと
こころにゆとりをもっていられるにちがいないきっと
鮮やかな人生を送れるにちがいない、きっと
あらゆる可能性を、おしえてくれたから


そこにきみがいなかったら何の意味もないんだなんて、言わないきっと
もっと走る
もっと彩る
もっと輝く
もっと、
もっと


でも
たくさん泣くだろうからきっと
この役割は きみに任せたいんだけど、やっぱり
きっと当分、先の話なんだけど



『予行演習』




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出会ったそばから別れへのカウントダウンがはじまるのに、なんでぼくらはだれかを大切だと思うのだろう。一緒にいたいと思うのだろう。そう、思うことがあります。つらいことを経験したならなおさら。極力だれともかかわらずにいたい。そうも思うのに、結局は求めてしまう。これは、恋とか愛とか、そういうこと以外でも。ここに、答えはないんですけどね。
もちろん、出会ったそばから終わりを考えているわけでもなくて。たまーに。ごくたまーに、考えることがあって。そんなときにいつも思うのは、もし別れのときが来るなら、そのときには「ありがとう」と言える関係でいたいなっていうこと。昔はね、ありました。怒鳴って電話切ってそのまま、とか。別れるときに、「このまま縁切りましょう」と言われたこととか。まあ、それはいいんですけど。今大切にしているものが、もし突然喪われたとしたら。そしてぼくらの生活は、その起こりうる0.00...001%くらいの確率を、運よくしのいだ上に日々成り立っているものなのだろうな、とも思っています。

ありがとう、さよなら。

これを言える人たちと、過ごしたい。これを言いあえる関係を、つくっていきたいと、思っています。




みなさま、こんにちは。
今回は定期購読マガジン『ポエムのある暮らし』にお付き合いいただき、ありがとうございます。先日の当マガジン開始告知のnoteには、あたたかい言葉をいただくことができました。ひとつずつ、丁寧に積み上げていきたいと思います。よろしくお願いします。

前回の告知noteでは、有料部分であるエッセイの箇所に何を書くかを明確にしませんでした。なので今回はこのことについてと、以前ふわっとしたきりの自己紹介を改めて、させていただきます。

では。
まずは、改めての自己紹介から。

~だいすーけのプロフィール~

1979年生 東京都出身、東京都在住
大学在学時、アルバイトで経験した飲食業(居酒屋、レストラン)で接客業の面白さに触れそのまま卒業後もアルバイトを継続(就職超氷河期だったため就活を放棄しフリーターを選択)
2年ほど後、より専門的な飲食業態に興味を持ちバーの世界へ(現在都内某所にてバー業務全般及び統括業務に携わる、勤続15年超、ほぼ事務作業しかしていないためウデはかなり衰え中)
専門分野:ウイスキー、葉巻全般(いずれも資格あり)
趣味:マクロ写真の撮影(カメラ歴は7年ほど)
好きな漫画:ジョジョの奇妙な冒険、魁‼男塾、昭和元禄落語心中、キングダム、ゴールデンゴールド
好きなアーティスト:サカナクション、CHAGE & ASKA、Pearl Jam、A Red Season Shade、Kyte、Taylor Swift
好きな映画:『恋愛小説家』、『イエスマン』
好きなお酒:ウイスキー、ラム、チナール
ほか諸情報:3人兄弟の長男、猫アレルギー、猫舌、軽度の潰瘍性大腸炎、身長182㎝、靴のサイズ27.5㎝か28㎝
noteでの活動履歴:こちらのnoteを参照ください

書いちゃいました。
仕事のこと、これまでいっさい書いてきませんでしたが...これまでずっと、今の言葉で言えばいわゆる「夜の街」の住人として生きてきました(「接客を伴う飲食店」ではありません)。今「15年超」と書いて、なかなか長いことやってきたんだなぁと自分で思っているところ。
朝寝て、昼起きて、夕方から仕事に行く生活。これをずっと、つづけてきました(現在はウイルスの影響により仕事削減中ゆえ朝起きています)。だから、ちょっと前までわりと深夜組のnoteのスキ1番乗りとか早朝5時くらいに海外勢のみなさんとtwitterでお話したりとか、普通にしていましたが、アレ仕事終わりとか寝る前だったんです。

ひとの表情とか振る舞いとか、言葉の裏とか。優しいのに優しくないとかその逆とか。素晴らしいことも残念なことも、ずっと夜のなかから見てきました。ウイスキーやラムなどの蒸留酒、葉巻、そういった職人のつくる嗜好品。好みはあってもルールはない、つねに一定のものもない、そんなものたちに囲まれて、過ごしてきました。これまでここに書いてきたものは、そうしたなかで見てきたこと、経験したことや感情の動きを、夜のニオイを取りはらって言葉に落としこんできたものです。

30歳くらいまでは、半日仕事をして、毎朝の満員電車を泥酔の状態で乗りこなし寝過ごし家に帰ったらもう昼とか日常茶飯事で。このままだとおかしくなるんじゃないか、そろそろ自分を変えなきゃいけない、そう思っていたところで出会ったのがカメラでした。ある日なんとなく撮ってみた花、その美しさに惹かれてからというもの、仕事のあとは早く帰って早く寝て、早起きをして撮影に行く、という習慣ができたのです。カメラロールの写真たちは、noteの「みんなのフォトギャラリー」にたくさん投稿しています。先日、写真をヘッダーにつかっていただいたnoteの数が700を超えました。とても、感激しました。

さて。
せっかくクローズドの空間をつくりますので、ここに書くことは、こんなぼくのこれまでが活かせるようなことにするべきなのではないかと考えました。もちろん試行錯誤するので完全に「コレです!」とお約束するものではありませんが、いくつか書いておきたいと思います。

・気軽にトライ!おうちカクテル
おうちで過ごすリラックスタイムにちょっと華を添えることができるような、おうちカクテルのつくり方をご紹介。バーにあるような、特別な道具なんていらない。近所のスーパーや酒屋さん、ネットで手に入る材料でつくれるおいしいカクテルを、カジュアルにつくって楽しもう!飲めない人向けのノンアルコールドリンクも、もちろんご紹介します。
・ウイスキーって、おもしろい!
ウイスキーって、ほんとうに奥が深いんです。ふだんは焼酎とかジントニックばかりだよ!っていうあなたを、ぼくはウイスキーの世界に引きこみたい。ハイボールしか知らない、飲んだことない。銘柄とかつくりとかよくわかんないし、こんなきついお酒飲めない。そんなあなたをいつか「ウイスキーが好き!」って言わせたい。だからここではいろんなウイスキーをテーマにして話をします。その銘柄の魅力、テイスト、おすすめのたのしみ方。これを、完全にぼくの言葉でわかりやすくご紹介します。
高いウイスキーじゃなくても、おいしいものはたくさんあります。また、個別に書くまえに、歴史や製法から書いてみようかなとも思っています。(※もし「この銘柄について教えて!」みたいなことがあれば、わかる範囲でお答えしますので教えてください)
・オトナのたしなみ!バーへ行こう
バーにはいるのって、ちょっと勇気がいりませんか?敷居が高いし中が見えないし、謎!みたいな。でもバーは、ほんらいみんなにたいしてウェルカムなんです。お酒に詳しくなくたって、弱くたって飲めなくたって。行っていいんです。たのしんでいいんです。そんなバーのたのしみ方、魅力について、書いていきます。
・楽しもう!花撮りライフ
これまでに足を運んだ、もしくは頻繁に通っている、撮影スポットをご紹介します。もちろんこれは東京がメインになってしまうのですが...。季節ごとに異なる魅力がある場所もあります。かかった時間とかお金とか、アクセスのしやすさとかも含めて。また、花によって効果的な撮り方もあわせてご紹介。花撮りライフに興味のある人へ、撮影が楽しくなるような提案ができたらいいなと思います。
・ぼくの、ポエムの書き方、考え方
その日投稿したポエムのことについては当たりまえに書こうと思っていますが、全般的な考え方を創作メモとして残していきます。そのとき読んでいる詩集の話など、ポエムにまつわる話もその都度書いていきたいと思っています。

これらをちゃんと、ぼくの言葉で書きます(←コレが重要)。もちろんほかのことや、これまで書いてきたことと同じこともつづけていきますが、それらに加えて今書いてきたようなこと、頑張っていこうと思っています。

以上、今日は自己紹介などを書いたため長くなってしまいましたが、週に1回、このような形で書いていこうと思っています。ふだんのnoteはそのままに、ここで書けることのいろいろ、考えていきます。今月は全編無料で掲載しますので、来週もよかったら遊びにきてください。どうぞよろしくお願いします。


あ。
みなさんに、ご報告をしようと思っていたことがあります。

わたくしだいすーけは、今月結婚することになりました。
また正式に籍を入れましたら、報告させていただきます。

以上です(恥ずかしい...。個人的なことで恐縮です)。
さいごまでおつきあいいただき、ありがとうございました。











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