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ポエムのある暮らし(〜2020.11)

ポエムとエッセイを、ひとつのnoteに投稿します。ポエム部分は無料でお読みいただけます。更新は月4回。あなたに寄り添える言葉が、ここにあったらいいなと思います。ポエムをご覧いただ… もっと読む
ポエムは無料公開なので、いつでも立ち寄ってご覧いただくことができます。エッセイ部分については、ポエ… もっと詳しく
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記事一覧

『傘を失ったぼくらに』 #ポエムのある暮らし 最終回

あの日は雨が降った、となりにきみがいた 風のない夜が心地よかった ジャケットの右の肩、 …

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『ぼくらの立っている場所は』 #ポエムのある暮らし

今日、口をついて出る言葉の色を見てみる 瑞々しい、澄んだ希望の色をしているだろうか 昨日…

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『何者かに、なりたい』 #ポエムのある暮らし

何者かになりたいと、いつも思っている 自意識は ぼくの背を追い抜いて、伸びる まだ伸びる…

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『わたしの欲しいもの』 #ポエムのある暮らし

ここにいる、いつでもこうして それだけでいいと、あなたは言う わたしはそれを、信じること…

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『きれいごとを、信じることを』 #ポエムのある暮らし

大切な人がいますか、あなたには わたしにはいます、 世界でいちばん大切な人が、わたしには…

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『ただそれを、確かめること』 #ポエムのある暮らし

ようやく覗いた晴れ間に近ごろ過ぎ去った夏の欠片を探してみようと思ったけれど風がそれを遮…

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『その欠片たちを』 #ポエムのある暮らし

振りかえった、 ぽつり ぽつりと 薄曇りの秋空に、ちらちらと咲く その姿をみて 祈り、願い、希望 誓ったこと、半年前に それらを どれだけ大切にしてこれただろうか どれだけ、大切に包んでこれただろうか 目を落とす、両の手のひらに 探す、その欠片たちを 結ぶ、形あのときのままに 咲かせる、それを 咲かせる また、ここから 『その欠片たちを』 ◇ ひらりと肌を掠める風が夏を過去のものとして、かわりに(きっと今年も)刹那の秋を連れてきた。ちょうど半年前にあたり一面を薄

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『空へ』 #ポエムのある暮らし

夢ばかりじゃない 自由ばかりでも、希望ばかりでもない それでも、外へ出たい いつも 見上…

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『だれよりたくさんの、』 #ポエムのある暮らし

メガネをはずして過ごしてみた、ふと思いたって ぼやけて映るリビング、昔観た ふるい映画の…

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『BETTER THAN YESTERDAY』 #ポエムのある暮らし

◇ また今日も 昨日よりいい日だったよねなんて あなたはいつも、言ってくれるから好き で…

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『きみに、着てもらえない理由は』 #ポエムのある暮らし

いつまでこうして干されているのだろう 朝陽に臨み 雲に覆われた昼空を見守り 星の煌めく澄…

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『白、とおく とおく』 #ポエムのある暮らし

輪になって降る、白い陽射しを全身に浴びて 思わず目を閉じる 風に 揺れる、白いカーテンが…

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『わたしは嗤ったんだ、わたしを』 #ポエムのある暮らし

こんにちは、だいすーけです。 このnoteは定期購読マガジン『ポエムのある暮らし』収録note…

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『こぼれ落ちてくるものを』 #ポエムのある暮らし

こぼれ落ちてくるものを、 両手ですくって できるだけたくさん、逃さないようにしよう あふれそうになるものを、 両手ですくって できるだけたくさん、受けとめられるようにしよう いつか こぼれ落ちたとき、ぼくも そうして掬われたから ああ、思い出した いつかこぼれ落ちたとき ぼくも、そうして救われたから だから こぼれ落ちてくるものを 両手ですくって、 できるだけたくさん、逃さないようにしよう いつか こぼれ落ちるとき あなたを かならず掬ってみせるから ねえ、信じてよ

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