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【感想】宇多田ヒカル『何色でもない花』

ひょっとして、ドラマを観てはじめて「あ~~~……」ってなるやつ??(未視聴勢)

月9ドラマ『君が心をくれたから』の主題歌である宇多田ヒカルの『何色でもない花』が、本日2月12日に配信リリースされた!

毎回宇多田ヒカルの新曲を楽しみにしている。宇多田ヒカルにしか書けない歌詞が、新しい気づきや気持ちを与えてくれるからだ。

ただ、今回は聴いてみて「んん……??」と声がもれた。この曲の感想をちゃんと書けるかな? と不安になった。一言で言うと、難解そのものなのだ。

曖昧でふわふわとした“なにか”

静かで、どこか神聖な印象をうける楽曲だ。

なんとなく「結婚式当日の花嫁の朝」みたいな雰囲気だと思った。やさしい静けさの中で、大事なことを迎える前のシュッとした気持ちの引き締まりを感じる。

前半パートはピアノがポロポロと鳴り響きながら淡々と進行していき、途中から低音がズンと加わる。『Gold ~また逢う日まで~』も中盤で曲調がガラッと変わる構成だったから、最近の宇多田ヒカルのブームなのかな?

そして、注目したいのは歌詞だ。調べて何度も読み返してみたけど、むずかしくてハッキリとつかめない哲学的な歌詞だと思った。

「この曲のテーマはなんですか?」と聞かれたら、僕は返事にすごく悩む。かつ、人によって答えが変わる気がする。もしかしたらそれが宇多田ヒカルの狙いなのかもしれないとちょっと深読みしてしまう。

“真実”や“信じる”のような抽象的な言葉が多く出てくるのも特徴だ。多くと言っても歌詞と曲の長さは短く、本当に大切なことだけを言って静かに去っていく感じ。

宇多田ヒカルはこの曲でなにを伝えたいんだろう? なにを思っているんだろう? 思わず気になってしまうような、ぼんやりとした朝の霧みたいな曲だと思った。

素直に書いたら、結局のところよくわからないっていう感想になってしまった……。きっとこういうことだと思う! って考察が聞いてみたい。ぜひコメントで書いてくれるとうれしいです。

今夜22時にYouTubeにてMVがプレミア公開される。MVにこの曲の真意のヒントが隠されているかもしれない。僕もリアタイします!


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