やりたいこと、やるべきこと、できること
本日は会社説明会二本立て。朝からカメラオンの2時間半、昼からはカメラオフの1時間半をパソコンの前で過ごしました。
何時間もじっとしながら話を聞くのは苦手です。二つめを聞き終えてアンケートを提出した瞬間、閉店ガラガラおやすみなさ〜いとベッドにダイブしそのまま爆睡をかましたのが本日のハイライト。
朝からの2時間半が本当にしんどくて。眠いしだるいし退屈なのに、画面の前で常に話に聞き入っているふりをするのは本当に疲れました。後半ほぼ半目で聞いていたので人事の方に何か思われてしまったかもしれませんが、まあだめならだめでいいです、という諦めの境地。
そして午後からの1時間半はとにかく興味が持てなくて、なんでこの説明会を聞こうと思ったんだっけ???と一人で自問を繰り返していました。今後は直感で説明会を入れてみるのはさすがにやめようと思いました。
二つとも興味があるようでないような業界だったことも関係しているのかもしれませんが、話を聞けば聞くほどこれは向いてないな、と気づきはじめる感覚も辛かったです。何か身になるものを得られたかどうかと聞かれたら、否と答えてしまうかもしれません。
ただ一つ、ずっと心に引っかかっている言葉があります。
「あなたの働く目的はなんですか?」
いやそんなのお金のためじゃないの、としか思えなかったのですが、その人事の方がおっしゃるには、もしお金がもらえなくなった場合でも働くことに求めるものは何か?という話だったようで。そのことがいつまでも腑に落ちないのです。
私が就活に前向きになれない理由の一つとして、「お金がもらえさえしたらなんでもいい」スタンスを崩せないことが挙げられます。みんな仕事を通して何かしらのやりがいを感じたり成長したいと考えたりしているようなのですが、私にはその欲が一切なくて。
私にとっては、生きるためにはお金が必要なわけで、そのお金を得るためには働かなければならない。ただそれだけのことなんです。いや、働かなくても済むんなら喜んで好きなことだけやって生きていくよ!?だってやりたくもない労働に意味なんてないし。
強いて言うなら経験を積んだり知見を広げたりはできるなあと考えはしているのですが、その程度のことならどの業界のどの職種でも同じことのような気がします。それなら自分のできることが活かせる場所に行けばいいのでしょうが、私ができることなんて誰にもできやしないか?などと考えだすと見事にドツボにはまります。
人生の大半を社会人として過ごすのがこの国の人というものですが、仕事に縛られる生活はしたくないと常々考えています。もちろん仕事から得られるものもあるはずですが、逆に言えば仕事以外から得られるものだってたくさんあります。
私は仕事に必要以上のものを求めないし、自分にも求められたくない。そういう働き方をしたい人間にとって、日本の就活システムはあまりにもやりづらいですね。きっと同じような考えの人たちは取り繕って頑張っているんだろうなあと考えると、なんだかやりきれない気持ちになります。
なんて、半年前から何も成長しない考えのままの私。それでも前よりはある程度割り切ることができているので、このままもう少し新しい世界をつまみ食いしていこうかなと思います。ああ、それにしてもめんどくさいったらありゃしない!
ご自身のためにお金を使っていただきたいところですが、私なんかにコーヒー1杯分の心をいただけるのなら。あ、クリームソーダも可です。