産婦人科に行ったら気絶した話
こんにちは、まうです。この書き出しは久しぶりですね。華の金曜日、皆さんお仕事や学校などなどお疲れ様でした(私は夏休み真っ只中ですが)(喧嘩を売るな)
いきなり本題に入ります。今日はちょっくらぶっ倒れてきました。いや、別に好きでわざわざぶっ倒れに行ったわけではないのですが。
子宮頸がん検診の無料クーポンの期限が近かったので、今日は近所の産婦人科まで検診を受けに行ってきたのです。そこで検診が終わってさあ帰ろうとした矢先に、あ、これはやばい、となって一瞬意識を手放してしまいました。
迷走神経反射ってご存知でしょうか。とても簡単に言えば失神です。他にも「血管迷走神経反射」や「血管迷走神経性失神」などの呼び方があるらしいのですが、細かいことはよくわからないのでここでは「迷走神経反射」と呼んでおきます。
私は予防接種や採血などの注射をするとき、毎回これになってしまいます。逆に言えば注射でしかなったことがありません。なので今日は油断していました。だって子宮頸がん検診に注射はないのですから。
汚い話で申し訳ないのですが、というか女性の方には通じると思うのですが、検診はお股に何かしらの器具を突っ込んで粘膜を採取するだけのものです。だけ、と言ってしまえばそれまでなんですけど、なんかもう信じられないほど痛くて。先生に対する受け答え、最後の方は「は゛い゛゛゛」って感じでした。
痛みはたぶん変に緊張してしまっていたからなんでしょうけれど、その直後にだんだんと視界が狭まってきていることを感じていて。うわ、ここで来やがったかと思いつつ、待合室でしばらく座ってやり過ごそうとしても限界が来てしまい。吐き気もするのでこれはまずいと受付に助けを求めに行くと、受付の人の声もどんどん聞こえなくなっていきました。
もう、なんというか、気を失う瞬間って半ば諦めのような感情になりますよね。それまでは意識を保とうと必死なんですけど、ふっと体が楽になる道を選んでしまう。
おそらく失神していた時間はほんの数秒程度だったのですが、その間頭の奥の方で看護師さんたちの声が響いていて、気がついたときにはひとまず床に寝かされている状態でした。そこから楽になるまでは時間がかからなかったので、脳に血が行き届くようにするのが何よりも大事……。
申し訳ないやらお恥ずかしいやらという気持ちがようやく芽生えたのは、別室で休ませてもらってしばらく経ってからのことでした。元々近所なので歩いて帰ろうとしていたのですが、結局母に迎えに来てもらうことに。ひぃん。
あの状況、ひょっとすると傍から見たらつわりか何かで倒れた女の子みたいに映っていたかもしれませんね。妊娠出産の痛みはきっと今日のあれよりもずっときついので、世の中のお母様方には頭が上がりません。
そんなこんなで帰宅してから一旦寝はしましたが、今も頭痛と体のだるさが残っています。それでもせっかくだし書いておくか……と横になりながらスマホをぽちぽちしている次第です。南無。
あれから少し調べてみたら、迷走神経反射は注射に限らず様々なタイミングで起こるらしくて(そりゃそうか)、これからより一層痛みに警戒しなければいけないのか……とちょっと気が滅入ってしまいました。しかも警戒すればするほど起きやすいでしょうし。
ちなみに注射も痛いのが苦手ってわけではなくて、過去にぶっ倒れた経験による恐怖があるせいで弱っちくなってるみたいです。まさに負の連鎖ですね。
でも、今回とんでもない痛みを経験したおかげで来週控えている某ワクチンは案外いけるのではないかと踏んでおります。いや、油断大敵なのできちんと言いますが。大学の集団接種の会場にベッドってありますかね……できれば寝ながらやってもらいたい……。
……などという完全なる弱音吐き大会だったのですが、わざわざここまで読んでくださった方はありがとうございました。なんかすみません。どなたかいい対処法をご存知でしたらぜひとも教えてください、ぴえん。
まう
ご自身のためにお金を使っていただきたいところですが、私なんかにコーヒー1杯分の心をいただけるのなら。あ、クリームソーダも可です。