マツモトユミコ

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  • すべて忘れてしまうから

    過去のトラウマなど、書き綴ったものです。

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    日常に起こった出来事の雑感。

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    大好きなくるりの曲を聴いて感じたことを徒然なるまま、書いてみます。 勝手な妄想のことが多いです。

最近の記事

猫町倶楽部 二村組     『これはただの夏』by燃え殻

猫町倶楽部 二村組の読書会(zoom)に参加した。 少人数のテーブルに分かれていろんな感想や疑問を人それぞれに聞けたのが良かった。著者の燃え殻さんもゲスト参加。質問に対する燃え殻さんの答えがすごく具体的で、燃え殻さんの本棚を見せてもらうような贅沢な時間だった。     *   *   *   * 1作目『ボクたちはみんな大人になれなかった』から時が経ち、1作目のヒリヒリ感はもうない。 『真夏の果実』のシーンは大関も電話で参加していて全員揃うシーン。いろんな音や料理をし

    • 『僕たちはむつかしいことはわからない』ー抜粋と雑感ー

      『ヒマナイヌスタジオ』というのが、視聴3回目にしてスタジオの名称なのだと知った。ライブをスタジオの客席で観てる人もいるという贅沢なイベントなんですね。 今回はメインに前田将多さん、上田豪さん、田中泰延さん。ゲストに 今野良介さん、ワタナベアニさん、燃え殻さんもいらして神回。 上田豪さんが選んでくださった今回のテーマは悩みの渦中の私には自分事に思えてしまうことばかりで、メモを取っていたら膨大な量になってしまったのでnoteに抜粋と所感をまとめさせて頂きました。(テーマは順不

      • お盆のある月

        父が亡くなって10年目の元日、父の夢を見た。 はっとして調べたら10年目だった。父が亡くなってから田舎にはずっと行ってなかったが、その年はお盆に供養をしに行こうと思った。   父の故郷新潟に、写真が好きだった父のアルバムを何冊か持っていって叔母やいとこたちに見せた。できることはそれくらいしか思いつかなかった。親戚たちも父がよく写真を撮ってたねぇと目尻を下げながらアルバムのページをめくってくれた。 当時住んでいた隣町の盆踊り、父が行ったであろう知らぬ土地の花や実、新潟は瓢湖

        • 子供のころの夢、叶いましたか?

          休業要請が6月1日から都内でも緩んでステップ2になった。 でもライブハウス等はまだ営業自粛状態。 この間、配信ライブが沢山企画、配信された。 昨夜はYouTubeで『シンライブ』第3回の配信があった。MCは第2回から続いて高野寛と緒川たまき。 https://www.youtube.com/watch?v=af6JZnye6pU&feature=emb_title

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        猫町倶楽部 二村組     『これはただの夏』by燃え殻

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          夢を見てた頃③

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          夢を見てた頃③

          夢を見てた頃②

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          夢を見てた頃①

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          夢を見てた頃①

          秋の日に、2つの命と。

          朝方から変なジージーゆう音が聞こえるので何かと思っていたら、若い頃、職場で取引先から頂いた、頭の帽子を押すと♪ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリークリスマス のメロディーが流れるオルゴール仕掛けのペン人形の音だった。押してないのに鳴ってる。故障かな。 若い頃、まだ自分が何をしたいのか分からなくて、その頃は女の子らしくていいなぐらいの理由から医療事務の仕事を転々としてて。でも、3つめぐらいのクリニックで「あなたは医療事務がなんであるか分かってない」と言われ、その仕事は諦めた。

          秋の日に、2つの命と。

          「あなたがいるなら」by CORNELIUS

          小沢健二が19年ぶりのシングルをリリースしたのに続いて、CORENLIUSが11年ぶりのシングルをリリースした。「あなたがいるなら」は歌詞を坂本慎太郎が書いていてヒューマニスティックな内容になっているが、「あなた」というのは誰なんだろう。ラブソングのようにもとれるし小沢健二のことを歌っているようにもとれるけど、特定の誰かというのではなく、現代にも限らず人として生まれたこの世の孤独を歌ってるのではないか。日々誰かと関わっていくからこの世は色づき、面白いものになる。 構成はイン

          「あなたがいるなら」by CORNELIUS

          「虹」by くるり

          京都の風景だろうか。想像の風景だろうか。 くるり初期の絶叫系。エレキの音と、マイナーキーで始まるこの曲。何故か、私は中世ヨーロッパを想った。何の脈絡もないけど、イギリス民謡の『グリーンスリーブス』のような、古(いにしえ)の風景。詩の内容も、とても文学と哲学の要素の濃い歌だ。 ♪丘の向こうから羽根のないかげろうが/虹をくださいと/水芭蕉呼んでいる かげろうというのは成虫になってからの寿命が短い昆虫。そのかげろうが「虹をください」と言っている。このかげろうは少年の大切な友達

          「虹」by くるり

          「春風」byくるり/「風をあつめて」byはっぴいえんど

          はっぴいえんどの「風をあつめて」(作詞:松本隆、作曲:細野晴臣) https://www.youtube.com/watch?v=vfSe3MG8tTw くるりの「春風」(作詞、作曲:岸田繁) https://www.youtube.com/watch?v=0kWphFldSjo どちらも「風」の歌。ふと思った。始めのところがよく似ている。どちらもEメジャー(ホ長調)で、調性も同じ。 歌詞に注目すると、 街のはずれの背伸びした路地を散歩してたら/汚点だらけの 霞ご

          「春風」byくるり/「風をあつめて」byはっぴいえんど

          「奇跡」byくるり

          是枝監督の「奇跡」で使われたくるりの同名曲。インストも素敵な曲です。 映画のなかでは、ずっと、同名曲のイントロが繰り返されます。 両親の離婚により鹿児島県と福岡県で離ればなれに暮らす小学校6年生の兄、航一と4年生の弟、龍之介。「桜島が噴火すれば家族4人が一緒に暮らせるのに」というのが航一の願い。そんな或る日、2人の兄弟は、九州新幹線が全線開業する日の朝、鹿児島から福岡に向かう新幹線「つばめ」と福岡から鹿児島に向かう「さくら」が初めてすれ違ったときに願い事が叶うという噂を耳

          「奇跡」byくるり