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”頭で考える”の先にあるもの~ニュアンスを伝えるということ~

今日もお疲れ様です‼
すっかり秋になりましたね(^^)
こちらでも日没が16時台になってきました。

頭で考えるとは

『もっと自分の頭で考えなさい』
小学生の頃によく言われたことを覚えています。

自分の頭で考える。

シンプルかつ明確な言葉のように見えますが、
捉えようによっては、
何の意味も成さないものになってしまうと思っています。

では、何のために頭で考えるのでしょうか。
頭で考えて・・・寝ますか?
頭で考えて・・・何もしませんか?

何のために考える?

違いますよね。
誰かに何かを伝えたり、
目の前の問題を解いたり、
目の前の人にアドバイスしたり、

自分の頭の中の思考を使って、
外側の世界の何かを変えようとする
ために、
『考える』ということをすると思っています。

なので、
『もっと自分の頭で考えなさい』は、
つまるところ、
『もっと自分の考えで動きなさい』ということなんだと思います。
考える目的は『動く』です。

ニュアンスを伝えるということ

そこまで言わないと分からないの?
と思われるかもしれませんが、
意外と”ニュアンス”というのは伝わらないものです。
もっとも『自分の頭で考えなさい』と言いたくなるような人にとっては・・・。

というのは冗談で、
このお話は、コミュニケーションの難しさを表現しているんじゃないかと思っていて、特にニュアンスを伝えるときというのは、伝えたつもりになりがちなんじゃないかと思うんです。

もちろん自分の頭の中には伝えたいこと、
こうして欲しいな~ということがあって、
それを周囲に実現してほしいときに、
すべて1から100まで伝えるって、
結構労力いるんですね。

でも、先ほどの例のように、
『もっと自分の考えで動きなさい』が、
『もっと自分の頭で考えなさい』になってしまうように、
意外と『目的』というのは省略しがちだと思っています。

ニュアンス = 空欄の中に入る”目的”

例えば、
もっとこの部分を端折っていいよ → なんで?
もっと自分の頭で考えなさい → なんで?

例がなかなか浮かびませんが・・・(^-^;
なんで?と聞き返したくなる質問って、
要は本来文章の中に含まれる『目的』が抜けてしまっているために、
ニュアンスをくみ取る内容になっていると思っています。
何となく返答に困る質問。
何となく・・・何となくになってしまう質問には、
もしかしたら目的が抜けてしまっていて・・・

しかも意外とそれには気づかずに、
自分の思考で考えて答える
なんてことだってあり得ます。
その答えが、質問に隠された目的に合致していればいいのですが・・・。

今回は『”頭で考える”の先にあるもの~ニュアンスを伝えるということ~』について書かせていただきました。

また、あしたね(^^)/~~~



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