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マネージメントサイクルの追求 #24 改善・改良で進化する

マネジメントサイクルを導入すると、
仕事が楽になり、システマチックに
仕事を回すことが出来る様になります。
しかし、仕組みが出来ると、
業務改善が難しくなる傾向があります。
新しいことや現在の仕組みを変えることに
チャレンジをし、行動する勇気に対して
評価ができると変化に強い組織になります!

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、#24 改善改良で進化する
 についてです。

仕組みが出来ると硬直化する

マネージメントサイクルの構築では、
業務を仕組み化する事を推奨しています。
業務が仕組み化できると、効率が上がり
どんなメンバーでもトレーニングを施せば
業務がこなせるようになります。

その結果、社長部長が担っていた仕事が
メンバーレベルにまで落し込まれ、
社長部長の時間的な余裕ができます。

しかし、業務の仕組み化が進むと、
逆にその仕組みを改善する事が難しくなります。
何故なら、出来上がっている仕組みに対して
変更をかけるには、それなりのパワーが
必要になってくるからです。
一言で言うと「面倒くさい」からです。

この面倒な作業を、面倒ではなくすることは、
非常に大切で、社長部長が変更を簡便に行う
仕組みを構築しておくことが、良い方法です。

守破離で変化を是とする

日本では、「守破離」の考え方が存在します。
道を究める修行に対して、はじめは型を「守り」
それが出来るようになると型を「破り」
その後師匠を超えるようになると「離れていく」
と言うものです。

守破離とは
 もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされている。
 修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。

守破離 - Wikipedia

同様に、マネージメントサイクルで構築した
業務標準は、最初は守らなければなりません。
どの部門も業務標準を守り、効率化されたら
次の段階は「破る」段階になります。

更に良くするために、現在の標準を
改める作業を加えて、改良していく。
改良は変化であり、進化であります。
改良が出来ないと、進化がありません。

この改善が、普通の組織ではナカナカできません。
これを長年やり続けている代表的な会社が
ご存じの通り、トヨタ自動車ですね!
他にも、多くの日本企業は、
改善・改良する事を得意としています。

小さな改善の積み重ねがイノベーションとなる

そして、小さな改善を積み重ねると、
数年後には、誰にもまねが出来ないほどの
イノベーションになって表れます。
その組織自体は、大きな変化を感じずに
少しづつ変化してきた結果なのですが、
現在と数年前とを比べてみると、
以前には戻ることが出来ないほどの
進化を遂げている事になります。
そして、メンバーもそれを実感できます。

一日では、このような事を達成できませんが、
コツコツと積み上げていく事によって、
イノベーションの領域まで変化するのです。

「コツコツ勝つコツ」と私の尊敬する
新将命(あたらしまさみ)先生が
よく仰っていますが、その通りです!

標準を作り、それを守りながら運用し、
定期的に見直しをしてコツコツ改善し、
正しく進化させることによって、
その企業・組織独自のマネジメントサイクル
への進化・昇華して行くものと考えます。

作っただけでは、何も始まりません。
それを運用し、改良を加えてこそ、
イノベーションが待っているのですね!


大丈夫!
みんな、あなたのことを応援しています!
あなたは、一人じゃない!
勇気・強気・やる気・世の中元気!


このブログが、皆さんにとって小さな気付きになり、
皆さんの行動へ向けた原動力や豊かな生活に向けて
少しでも貢献できると嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

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