国籍、人種、性自認、趣味嗜好の多様性が表面化し、それぞれが尊重される現代の日本。「みんなの食卓でありたい」を企業メッセージに掲げる松屋の取材班が、各地の「食卓」にお邪魔し、人生を…
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2021年8月の記事一覧
耳が聴こえなくても「賑やか」。手話と発話の飛び交う、さや佳さんの食卓。
障害のある人と、対等に接するとはどういうことなのか。多様性ある社会の実現が掲げられるいま、それは決して無視できない問いかけだ。けれど、明確に答えられる人がどれだけいるだろう。過剰にやさしくする、あるいは当たり障りないように関わる。どちらも違うような気がする。
今回お会いした安達さや佳さんは、耳の聴こえない女性。補聴器をつけてはいるが、外すとほとんど音が聴こえないという。一方、彼女のパートナーである