フランスのクリスマスホリデー期間に食べたもの
あけましておめでとうございます。
クリスマス直前から年明けまで、パートナーの家族たちとフランスの山の中のコテージで過ごしました。Luc-sur-Audeという小さな村で、Carcassonne(カーカッソン)という観光地から車で小一時間かかる場所にありました。
フランス流のクリスマス(Noël)と年越しというものを初めて体験したので、レポートさせていただきます。(ほぼ食レポ)
主な料理担当は義父でした。義妹も料理が得意なので、助手としてお手伝い。私も料理好きとして作り方を見せてもらったり、たまに日本食を担当させてもらいました。
本当は上記はクリスマスイブディナーの前菜になる予定だったらしいのですが、さすがにこれでお腹いっぱいになるのはもったいないということでランチの位置付けになったそうです。ランチで良かった…。
以下がクリスマスイブのディナー。これが本番。
12/24のディナーを家族全員揃って食べることがとにかく大事だそうです。
最初、「予想以上にシャポンに時間がかかりそうだから、22:30開始ね」と言われ、こちらは生後2ヶ月半のベビーがいるのでドン引きしたのですが(笑)、なんとか21:30開始にしてもらいました。
ディナー前に教会に行く家族もいるため、遅めにディナーを開始して、ダラダラ飲みながら日が変わるのを待つのがフランスのクリスマスイブの過ごし方だそうです。(各家庭によって異なると思いますが)
12/24のディナー後にクリスマスツリーの下に全員分のプレゼントを並べます。
12/25の朝全員が揃ったら、各自自分の名前が書いてあるプレゼントを拾い集めてビリビリ〜!
子供だけじゃないんですね、これやるの。
60歳越えでも楽しそうにビリビリして、プレゼントを嬉しそうに見せ合っていました。子供の心を忘れないって、こういうことなんですかね。(笑)
プレゼントの内容は多岐に渡り、車のプラモデル(義父の趣味)とか、多数のドラゴンの模型(義妹の趣味)、任天堂Switchのソフト(義弟がもらっていて、個人的にこれが一番良いプレゼントだと思った)、中世の騎士のヘルメット(うちのパートナーが両親からもらっていた😂)など…。
私もたくさんプレゼントを頂いたのですが、「えー、これどうしよう」みたいなものが多くて😂、洋服類は部屋着として活用させていただきたいと思っています!(笑)
全員に今治タオルと足袋靴下を選んだ私…なんと実用的で夢のないプレゼントでしょう。ですが、やはり自分にできる最もスマートな選択だったと自負しています。(笑) 冬でもビーサンで過ごすレユニオン島の人達にとって足袋靴下は目から鱗の商品だったようです。
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そんなこんなで12/25のランチ
以下は常に小腹が空いた時に各自摘んでいたクリスマススイーツ。時には朝食にもなります。
12/24,25が終わるとNew yearまでちょっと一息。
各自残り物や簡単なものを食べる日もあります。
どれも美味しいのですが、ヘビーなものが続いていたので宿泊先にある調味料(醤油、砂糖、ごま油)でできる日本食を作りました。
生の卵は嫌とか野菜嫌いという大人たちも喜んで食べてくれました。
何もない山中でしたが、奇跡的に歩いて行ける距離にショコラティエ(チョコレート屋さん)がありました。
そんなこんなで大晦日。
大晦日のディナーは北アフリカの食べ物「クスクス」でした。
私はクスクスとは粒状のパスタそのものを指すのかと思っていましたが、フランスでは料理名のことを指し、粒状のパスタはsemouleと呼ばれます。
大晦日の夜の過ごし方は日本と似ており、テレビを観たりゲームをしたりして、皆年明けのカウントダウンまで起きています。
日付が変わる瞬間、全員外に出て空に打ち上がる花火を見に行きます。花火を見ながら"Bonne année!! (ボナネ!!)"(Happy new year)と言ってそこにいる人達とハグをし合います。ちなみに今回の宿泊先では花火は山に隠れて見えませんでした。(笑)
フランス式のクリスマスと年末年始の過ごし方は興味深かったです。
個人的には日本のお正月料理が好きなので(年越しそば、もち、おせち…)、ちょっと寂しさもありました。(自作するような時間も余裕もなかった)
遅ればせながら、日本から送ってもらった少量のお餅をそろそろ食べたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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