見出し画像

今年も松尾商行に新入社員がやってきた!前編

入社4年目の採用担当の通称さとえみのインタビュー記事。入社式、その後の研修について担当者からのリアルな声を前後編でお伝えします。

ー入社式の様子はいかがでしたか?

入社式は今年から横浜ロイヤルパークホテルで開催されたのですが、建物自体が大きくてみんな圧倒されてより緊張感が増すような空間でした。

結構早く来る新入社員も多く、みんな体が硬直していて緊張がすごく伝わって来ました。

ー早い方は何時くらいに来場されたのですか?

一番乗りは式の1時間前くらいには来てましたね。

ーそれは、だいぶ早いですね。笑

横浜ロイヤルパークホテルで開催された入社式にて代表取締役の挨拶

ー当日はどのような進行スケジュールでしたか?

全体の式自体は約1時間くらいでした。9時半くらいにリハーサルを開始したのですが、その後10時に式が始まって新入社員が入場して社長の挨拶があり、社長から各自に配属の交付書を渡されます。


ー式終了後は?

そのまま会食となりました。配属先の所長と新入社員で会食をします。今年の配属先は10カ所の営業所で、それぞれの営業所の所長と新入社員が卓を囲みました。その後はそれぞれ配属された営業所に行き、今後の自分の3年間の目標となるKPIを作成したりとか、指導にあたる先輩はトレーナーとよばれているのですが、トレーナーの先輩と一緒に研修をしてもらいました。

今年の新しい試みとして、大谷翔平選手がやっていたというマンダラチャートを取りいれたんです。真ん中に最終目標を書いて、そのためには何をしていくのかというチャートをトレーナーの先輩と一緒に作成してもらいました。

ーユニークですね。なぜそのマンダラチャートを取り入れたのですか?

トレーナーである先輩社員と交流を深めるためにはどうしたらいいかみたいな話し合いの中で、トレーナーの先輩社員が指導する新入社員の人柄や考え方を理解できるようなものはないか探していて、このツールを発見しました。毎年新入社員は、自分が何をすべきか分からないと不安になる傾向があるので、トレーナーの先輩社員と共にじゃあこれをこうやって一つずつ潰してやっていこうという目の前の明確な目標と大きな目標を作るマンダラチャートを作成してもらいました。


マンダラチャート

ーその効果はどうでした?

それぞれの性格が出ていて面白かったですね。こういう風な目標設定から作っていくんだなとか発見があったり、十人十色でユニークでしたね。

ー最近の新入社員の傾向などはみて取れますか? 例えば、昔よりも今の社員の方が自分のワークバランスで私生活を大事にすると言われてますが、そういった傾向はチャートからわかりますか?

仕事とプライベートというより、自分の仕事の中での成長、特に自身の成長を求める傾向が強いと思います。周りと一緒にとか、この会社のためにというより自分自身の成長のためにこうやってやっていくという考えの方が多いと思います。

ー前にも話題に出ましたね。自己成長のために働くのが最近の傾向だと。今年もやっぱりそういう傾向は見て取れましたか?

はい。セールスフォースで日報を投稿をしてもらってるのですが、周りが業務について色々挙げていると私はまだできてないと焦る気持ちもありつつ、そこよりも自分自身がもっとできるようになることが大事だということが文章から感じ取れますね。周りと比べ多少焦りはするけれど自分は自分。この営業所の中で自分自身がどのように成長すべきかという考えのようです。

ーそれはすごいですね。良い意味でマイペースですね。

そうですね。他人とそこまで比較をしないで、きちんと自分を持ってる社員が多いですね。

ー日本の教育の影響や時代ということもあるのかもしれませんね。実際の研修についてお話を聞かせてください。

研修は4日間でした。4月1日の月曜日が入社式となり、火曜日から4日間研修を行いました。

1日目は、入社書類に関する雇用契約や就業規則について、また勤怠などの社内システムの説明などを本社で行いました。午後は社内ツールとして使っているセールスフォースの使用方法であったり、メールや電話と受け答えの指導をしました。

2日目は事務の業務として使っているメタフォースというアプリの使用方法の研修を行いました。

3日目は日本生命の立川ビルに行き、日本生命が開催するビジネスマナーを受けました。名刺の交換方法や、ビジネス上での言葉の使い方などの講習を受けました。日本生命のプログラムの中で面白かったのがお金のキホンセミナーです。今後のNISA・個人年金保険についてや、投資的なこと、まずは給料明細の正しい見方などお金に纏わることについての知識を深めてもらいました。私自身はこのプログラムが興味深かったです。



研修スケジュール

ーこれは今回初の試みですか?

2年前からです。新ニーサについての話題がニュースにも頻繁に取り上げられたりしていたので、それではやってみようってやったんですけど、面白かったので今年も実施してみました。

ー研修プログラムはどのように決めていくのですか?

さまざまな企業とお付き合いがあるので、その中でどういったプログラムがあるのか知り、新入社員の課題に結びつけてこういうプログラムをやるんだったら保険会社さんも意外といいかもしれないとか、自動車メーカーの研修プログラムであれば車の事も学べるからいいんじゃないかとか、そういう感じでいくつかの候補の中から組んでいきます。

ー新入社員の方たちの反応、反響はどうでした?

お金のキホンセミナーはまだピンときていない様子でしたね。
あとは意外と給料に対して一種無頓着な感じがまだ見受けられました。

ーそれは年齢的なこともあるかもしれないですよね。入社数年経つと投資のこととか気になってきて、積み立てを始めようかなとか考え出す時期ですよね。

そうですね。なので給料が支払われた月末から1、2週間後に明細を見てこれはどうやって見るんですか?とかいくつか問い合わせがきました。

ーそれも最近の傾向ですかね。

そうですね。自分がある程度生活できるぐらいのお給料をもらっていれば、
そこまで気にしてないという印象を受けました。

ーもうひとつが自動車メーカーの研修でしたよね。それはどんなことが特徴でした?

普通のビジネスマナーは、結構型にはまったことをやらされることが多いんですよね。ガチガチの発声練習して、お辞儀の角度や手の位置、敬語の使い方も厳しくて。そういうビジネスマナーが一般的だと思うんですが、その自動車メーカのプログラムは、日常に応用しやすくもっと砕けた感じのビジネスマナーでとても実用的でした。私自身も考え方がちょっと変わりました。

このビジネスマナーは、自分自身の身を守るための常識と行動が企業価値につながるんですよ、そのためにこういったことをしましょうねという、ビジネスマナーの考え方を変えてくれるような内容でした。常識や知識を持って行動することは、結局は自分の権利を守るのだということを紐解いて教えてくれました。

例えば松尾商行は服装は自由ですが、何社もある中のうちの一社で選ばれるという境遇になった際、お客様を不快にさせず、清潔感のある服装の人と自分本位の自由な服装をしている人がいたら、多くの人は清潔感のある服装の人を選びますよね。そういう時に自分が自由を履き間違えると損しますよと。会社に属しているのですから、お客様に選ばれるという立場の中での自由の選択が求められるですよという考え方です。

ただマナーを守るということでなく、その行動の背景や理由を考えるというような機会でした。このビジネスマナーも、もしかしたら2、3年くらい社会経験を持った人たちの方がもっと響くんじゃないかと思いましたね。


入社4年目 採用担当

続きは後編へ

#新卒採用 #就活 #就活情報 #24卒 #マイナビ #エントリシート #自己PR #業界研究 #インターシップ#面接対策#会社説明会#WEB選考#WEB面接 #自己分析#オンライン面接 #オンライン選考 #採用 #商社 #専門商社 #社員紹介 #内定 #面接#大学生活#新卒入社

地域を支えて50年以上

松尾商行は電設資材を扱う専門商社です。取扱商材は、建築工事に欠かせない電気関連の材料や機器などです。住宅や商業施設、公共施設などのインフラを陰で支えています。1969年の創業以来、地域に根ざす専門商社として着実な成長を続けてきました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?