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【家庭円満のすすめ】 #番外編01 私と夫

なるべく簡潔に要点だけを伝えたいと思う反面、誤解されるのは嫌なので、細かい所まで説明してしまうHSP気質なので、説明が長くなりがちです。

不器用であるのは自認しております故、ご容赦くださいませ。

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今回は、私と夫について、少し補足説明を加えたいと思い、番外編として投稿します。本編とは少し趣旨がズレるので。

そもそも、家庭円満のすすめを書こうと思ったのは、SNSなどで見聞きする、育児中の女性に関する酷い状況を日々目にする事が多く、その度に哀しくなってしまう。という私の個人的感情からです。

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私自身は、とても良い夫に恵まれて、子供達も夫に似て、優しい子に育ちました。元々の私の性格がアレだったので、結婚後はパートをして暮らして来た中で、40歳になる前の時期に、人生の迷走期に入り、ここまま老いて行くのか?このままの延長線上の人生は嫌だな。と漠然とした不安や不満に取り憑かれて、各種セミナーや講演会に参加してみたり、有料無料の各種講座を受講してみたり、本を読んだり動画を観て必死に学ぶようになりました。

そこからしばらくして、長年の単身赴任生活で蓄積された莫大なストレスが爆発して、離婚を覚悟でそれまでの結婚生活での不満を全てぶちまけました。数年前の話です。この時にはもう私は精神的に壊れていて、パートの仕事も辞め、その後の派遣の仕事も転々として長続きせず、無職になり、家事さえも何も出来なくなり、廃人になっていました。酷い不眠と蕁麻疹に悩まされてメンタルクリニックへようやく通院し始めた頃です。

結果として、夫は全てを理解し受け入れてくれて、8年以上に渡る単身赴任を解消するように、すぐに会社に掛け合ってくれました。結果、その3ヶ月後には同居生活に戻る事ができました。と言っても、しばらくは、月の半分は出張で不在の日々でしたが。それでも、夫は、「今まで全部任せっきりだったから、これからは自分が全部やる。」と言ってくれて、仕事だけでなく、子供の学校のフォローも、家の家事も、全部引き受ける。と本気の覚悟を見せてくれました。

当然ながら、夫は仕事で疲れて帰って来るので、全てを任せる訳には行かないのですが、それでも私は、一旦、全てを手放して、しばらくの間、本当に休ませて貰いました。

自分は子供も置いて家を出て行く覚悟で爆発したので、私が家庭から居なくなったと思って、少しの間、何もしない期間が欲しかったのです。というよりも、その頃は既に、やりたくても何もできない状態でした。生きているのがしんどい時期で、早く死んでしまいたかったけれど、やっぱり子供を傷付けてしまうし悲しませると思うと、そこの一線は、どんなに辛くても超えられない一線でした。

正直、よく離婚されなかったな。というレベルのどうしようもない妻です。どちらかというと、ダメな妻と、良く出来た夫の組み合わせです。なので、私自身は、とても良い伴侶に恵まれて、大切にされて来ました。

今の私は、セミナーや講座などの学びを通して出会ったノート術とブログセラピーを通して、時間を掛けて(約2年)心の土台を整える事ができたお陰で、鬱抜けを果たし、マイナスからゼロ地点への浮上を果たしました。ここ最近になって、ようやく家事も何とかこなせるようになりました。

これからは、ゼロ地点からプラスへの浮上を目指して、色々な活動を始めているところです。その一つが、このnoteの執筆です。

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話が逸れましたが、私の夫は、考え方としては先進的だと思います。「家事は女性がやるもの。」という価値観はありません。

先日、ボーグ重子さんという、アメリカ在住のコーチングを教えている方をオンラインで知ったのですが、この重子さんの旦那様がアメリカ人の男性で、「僕は家事をやってもらう為に、君と結婚したんじゃないよ。君は家政婦じゃないよ。」と言われたそうです。

これは、私も夫と結婚する前に言われました。自分は家事も料理も何もできないと伝えたところ、そういう返事が返って来て、とても驚きました。と、言いつつ、私の夫は口だけだったな、と感じる事もしばしばありましたが(笑)。

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私のようなポンコツでも、良い伴侶に恵まれると、結婚生活を維持する事ができます。反対に、どんなに出来た妻であっても、男性側が最悪のパターンだと不幸が待ってます。

温厚な夫に対して、私は「瞬間湯沸かし器」と夫から言われます。すぐに怒るからです。それでも夫は、私の怒りは全く相手にせず、いつも笑って流してくれます。なので喧嘩になりません。いつも私が1人でプリプリ怒っているだけなのです。そして、私も、すぐに怒りが収まるので、次の瞬間には、何事も無かったかのように普通に話し始めます。

相性と言えば、それまでですが。こんな妻でも、夫は、良かった。と言ってくれます。

私は、自分がポンコツなのを知っているので、夫に対してアレコレと期待したり要求する事がありません。だって、自分がこんなに出来ないんだもの。自分が出来ないのに、相手にアレコレ要求なんて出来ないさ。

例えば、最初の子供が生まれたばかりの頃に、夫が転職したいと言い出しました。私は反対する訳もなく、「働くのは夫自身なのだから、本人が思うようにすれば良い。これからずっと働き続けるのだからストレスの少ない職場を選べば良い。」という考え方なので、生まれたばかりの赤ちゃんが居ても、ご自由にどうぞ。というスタンスでした。不満や不安に思った事も無いので、当然、文句も出ません。

こうした妻のスタンスは、夫にとっては、プレッシャーが無い上に、心強いのではないかな?と思います。夫が何をするとしても、何を選択するとしても、基本的に本人の自由だと思うので、私は常に応援するスタンスでした。

私は劣等感の塊でマイナス思考が酷かったのですが、どうやら根は楽観的な部分が強いらしく、「もしも、夫が無職無収入になったら、私が働けば良い。」ぐらいにしか考えていませんでした。

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私自身は、恵まれた結婚生活を送っていると思っています。だから、私が首を突っ込む問題ではないのかもしれません。それでも、私がこうしてnoteの執筆を始めたのは、むしろ、私のような立場の人間だからこそ見える事があるのでは?と思い至ったからです。

当事者になると必死になるから、執筆する余裕なんて持てないし、過去になって振り返った時に気付く事はあるかもしれない。でも、その時にはもう、自分自身は次のステージへと進んでいるから、過去の問題を解決しようと動く事は無駄骨に感じるかもしれません。

なので、今、外野と思える安全圏に居る私が、感じるままに思う事をアウトプットしていこうと思いました。ポンコツで不器用だからこそ、物事の理不尽にも気付く事が出来ます。

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私としては、頑張っている女性達が報われないのは、おかしい。と思うのです。もちろん、男性も同じです。頑張っている人達が報われないのは、おかしい。

何故、報われないのか。それは、多分、努力の方向が間違っているから。なのではないかな?と、SNSなどを観ていて思うのです。

私は、積極的に、そのような情報を取りに行っている訳ではありません。むしろメンタルが病むので、なるべくマイナスの情報は取り入れないように、そういったアカウントは基本的にフォローしていません。それでも、何故か目に入ってくる情報が、育児中の女性達の苦しい叫びなのです。

どちらかと言うと避けているにも関わらず、それでもそういった情報が入って来るのは、コレはもうある意味で天の采配だと思います。

今の私に出来る事があるなら、やってみよう。余計なお世話かもしれないけど、誰か1人でも救われるなら応援しよう。

女性は自分の努力だけでは、叶えられない幸せの部分がある。

もちろん、自分の努力で何とかなる部分も沢山ありますし、男性の存在は必要ないと感じる人も沢山いるかもしれない。

しかし、女性と男性がもっとお互いに寄り添い合って、思いやりを持てれば、解決する問題も沢山あると思うので、家庭円満をすすめて行きたい。

個人ができる努力の範囲を超えている問題が、そこにある。

この不幸の連鎖は、次の世代へと渡す訳にはいかない。自分たちが苦しんだのなら、自分たちの世代で解決してから、次の世代へとバトンを渡そう。全ての問題を解決するのは難しいけれど、少しでも解決の糸口を残してから渡して行こう。そうすることで、世界は、社会は、少しずつ良い方向へと成長して行くだろうから。

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日本が、また、女性と子供にとって、ここは天国だ。と、言わしめる国になるように。近代化される前の時代、日本に来る外国人は一様に驚いた事として、ここは子供や女性が大切にされていて天国である。といった趣旨の手紙や文献を残しています。

日本は、元々、女性や子供を宝として扱い、笑いの耐えない国だったのです。男性たちも、遊び心を忘れない、優しさで溢れているのが本来の日本の姿なのです。育児も女性だけの仕事ではありませんでした。男性も普通に子供の世話をしていたのです。

いつから価値観が歪められたのか。全ては敗戦と共に日本の破壊を目的とした、連合国軍側による洗脳工作が原因だと、私個人は思っています。国防に関しては、また別記事で執筆予定なので割愛しますが、本来の日本の良さを取り戻せば、天国と見間違うような優しい世界になります。

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話がズレにズレましたが。

家庭円満のすすめの根底には、そんな、壮大な裏の計画が隠されていたのでした。(笑)

と、言う冗談は置いておいて。

苦しむ女性の応援をしたい。少しでも女性達が苦しみから解放されるように、応援していきたい。その思いが強いです。

私も、伴侶には恵まれたけれど、それでも、ストレスでうつ病を発症する程、苦しんで来ました。

正直、過去の苦しみに触れるのも嫌だし思い出したくもないです。それでも、今、自分にできることとして、取り組んで行こうと思えるのは、この負の連鎖を未来の子供達、次世代へと、引き継がせたくない。負の遺産だと感じるからです。

文句を言うだけで何も行動しないのなら、結局は、自分も同罪です。

改善するべく奔走するぐらいは、やってみよう。残りの人生折り返し地点を過ぎても、何も残せない自分なのだから、ほんの少しでも、自分に出来ることをやってみよう。

小さな抵抗かもしれないけれど、たった1人であっても諦めずに、コツコツと進めて行こうと思います。

全ての女性と子供と男性が、笑顔で過ごせる日本になりますように。

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