アシナガバチと人間の共通点について
ハチは「脳がウイルスに侵されて」敵を攻撃することが判明
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72673
食料難のハチ、植物の葉っぱを傷付けて花を咲かせる、驚きの戦略
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aad0c7191f2a1157710893b16407859dabce9bc
この記事2つともむちゃくちゃ面白かった。
1つめのは
働き蜂には、外敵が現れた際に、
真っ先に攻撃する蜂(攻撃蜂)と、逃げ出す蜂(逃亡蜂)がいる
この違いの原因はウイルスに感染しているかどうかなんだと。
ほえ~。
2つめのは
食糧難になったらわざと葉っぱを傷つけて花を早く咲かせようとするらしい。
ほえ~。
すご。
ハチに関する研究はどれも面白いのが多いです。
有名なのはミツバチの8の字ダンス。
花の蜜や花粉を見つけて巣に戻ったミツバチの働きバチは、8の字ダンスを踊ってえさ場の方向を仲間に伝えます。
なんて賢いのだろう。
ダンスをやるほうもやるほうだけど、見てる方も理解できてるのが面白い。遺伝的にプログラムされてることなのか、親から教えてもらうものなのか、文化的なものなのか、すごく気になる…。
僕が1番好きなのは
アシナガバチ(正確にはアシナガバチの一種)はお互いの顔をしっかりと見分けている、という話。
人間に似ててすごいなあ、と思った。
人間の話をすると、きっとヨーロッパの人たちはアジアの人たちの顔を見分けることができない。
たぶん「日本人も中国人も韓国人もよくわからん!」ってなると思うけど、
僕ら日本人は、なぜかなーんとなく「あ、この人は韓国人かな?」「この人は中国人かな?」と顔を見ただけで見分けがつく。
逆も言える。
僕らはヨーロッパの人たちの顔を見分けられない。ドイツ人なのかフランス人なのかイタリア人なのか、わからん。。けど現地の人たちはなんとなくわかるらしいです。
この理由としては「この環境において、顔を見分けるのは必要な能力だな」と思えるかどうかで、できるかどうかは決まってくる。
要は言い方悪くすると、部外者を見分ける能力、って感じ。(私は人種差別は嫌いです。念のため…)
アシナガバチには、しっかりとした階級があるらしい。これが顔を識別する力に繋がってるんだと。
「おい、お前下民じゃないか!こっちの部屋入ってくんなや!」みたいなことがアシナガバチにはできるってこと。
いやこれほんま人間にも同じことを感じる。
実際チンパンジーとか動物もお互いの顔を識別してるんだけども、
まさかの昆虫もお互いの顔を識別してる
ってのがむちゃくちゃ面白いですよね。
では。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?