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アメリカ・コロラド州で運転免許をとる: 実技試験編

先日(2020年12月16日)仮免許を取得(←別の記事)の後、翌日に実技試験の予約を行い、2020年12月20日に実技試験を受け、無事合格しました。

実技試験の様子や、運転してみて感じた日本とアメリカの違いを書いていきます。

実技試験を受ける場所

本来なら公的機関である運転免許センター (Driver License Office) で実技試験を受けることができるようなのですが、今はコロナの影響で別の委託会社(?)で受けないといけないようです。

日本にいる時はちょくちょく運転していたし、運転自体にはある程度自信はあったのですが、渡米後5ヶ月弱運転していないこと・左ハンドル・交通ルールの違いなどなどがあるため、いきなり試験を受けるのは流石に危険だなと思っていました。

同じくコロラド大学に留学している日本人の先輩方から、1時間くらいの運転練習と実技試験を受けられる良い会社があると聞いたので、自分もそのアドバイスに乗っかることにしました。DriveSafe Driving School という会社です。


DriveSafe Driving School

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Driving School とあるように、教習所のような所です。僕はここで、1時間の運転練習と、そのまま連続で実技試験を受けられるコースを選びました。

以下が料金表で Recommended となってるやつです。日本人の先輩方も同じコースを受けたようですし、+$70で1時間練習できるなら、そっちの方が安全かなと思い$159払いました。

2時間練習できるコースもあるようです。初左ハンドル&初アメリカでの運転でしたが、僕的には1時間でぴったり慣れることが出来たという感じです。

ブランクが長くて運転に自信がないという人は2時間コースも有りかもです。

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予約はネットからでも、電話からでもできます。僕は聞きたいことがあったので電話をしました。丁寧に対応してくれて、予約もクレジットカードでの支払いも電話越しにスムーズにできました。

聞きたいことというのは、このサービスを受ける際に運転の保険に入っている必要があるかということです。

答えは「必要ない」で、教習所の車自体に保険がかかっているから、練習&実技試験をやる時に個人で保険に入っておく必要は無いようです。

教習車はこんな感じで、日本と同じように教官が座る側にもブレーキがついてます。ただアメリカなので、ハンドルの位置ややウィンカーとワイパーを操作するバーの位置が逆です。

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僕が教習所に到着した時、自分の前に実技試験を受けてた高校生くらいの男の子が、教官からフィードバックをもらっていました。

外で待ってたお母さんにグッドポーズ👍をしてたので、受かったんだなぁ〜と眺めていました。


1時間の運転練習

持ち物は仮免許(TemporaryでもOK)(とマスク)だけです。

教官は割と太った40, 50代くらいの男性で、最初ちょっと高圧的かなと思ってビビっ手たのですが、練習開始前に車の中で話してみると、意外と優しく、ホッとしました。

「左ハンドルでの運転・車線右側での運転が初めて(アメリカでの運転は日本と色々反対側)で不安です...」と伝えると、思ってるよりも難しくないよと言ってくれて、実際「いろいろ逆」での運転もそこまで難しく有りませんでした。

出発前にウィンカーの出し方を何回か確認し駐車場から公道に出ていきました。


日本との違い・慣れるのに苦労した点

意外と左ハンドルの運転も難しくなく、それ自体にはすぐに慣れました。

・ウィンカーとワイパーを間違える
練習中に4,5回はやりました。日本とは付いてる位置が逆ってのは元々知ってたのですが、それでも特に焦った時は間違えました。

ただ実技試験中にワイパーを誤って出したからって原点になるわけではなく、間違ってもちゃんと落ち着いてウィンカー(方向指示器)を出せればOKと教官が教えてくれました。

・速度
km/h と mile/h で違うってのと、街中の制限速度が大体どのくらいかってのを認識してなかったので、慣れるまで割と何度も速度オーバーしました。笑

テスト5マイル〜9マイルオーバーすると1ストライクで、10マイル以上オーバーすると一気に3ストライクで不合格らしいです。

・一時停止 (STOP)
これは日本でも同じですが、ちゃんと止まってるよ、ってのをアピールできるくらいに止まるように注意され、気をつけました。

・Right Turn on Red
赤信号でも安全なら右折して良いというルールです。

これを知らずに初めてアメリカに来た時、ホストファミリーが赤信号で右折してるのを見てビビりました。

日本にはないルールですが、これは強制では有りません。アメリカの運転に慣れるために練習ではRight Turn on Red をやるけど、実技試験の時はやらなくて良い(青になってから右折すれば良い)よと教えてくれました。その方が安全だしミスもしづらいので!

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実技試験

実技試験は12分で、練習の時と同じ教官がやってくれました。

ウィンカーとワイパーを間違えることもなく、特に大きなミスなく終えることができ、無事合格しました。

「右左折するときに小回りになることが多いけど、基本は良かった。おめでとう!」と言ってくれました。

実技試験でも練習で通った道を使ったので、注意する点は分かっていたため、めちゃ緊張はしましたが、無事に終えることができて良かったです。

練習の時よりも全体的に簡単目の道を通った気がします。


駐車について

運転の中で駐車が一番苦手なのですが、バックの駐車や縦列駐車は練習でも試験でも一度も行いませんでした。

コロラドで免許をとった友達に聞いたら、同じことを言っていたので、駐車を見られることはないのかも知れません。

自分は試験の最後に駐車場に着いた時、頭から突っ込む簡単な駐車をして終わりでした。

一番の心配要素の一つだったので、バックでの駐車や縦列駐車がなくて良かったです。


無事合格して少し待ち、紙を一枚もらいました。

あとは免許センター(DMV)に免許を発行しに行くだけです!


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

続きは本免許発行編をご覧ください!


↓筆記試験・仮免許取得編

↓本免許発行編


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