インドネシア政治短信/ロンボクだより(聞いてもいいですか)/ウォノソボライフ(おばけの役割)/ジャカルタ寸景(ポルトガル集落)/映画往復書簡(再婚はしたけれど)
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#インドネシア
[2024/01/24] インドネシア政治短信(8):あらゆる手段を行使してプラボウォ=ギブラン組の勝利を目指す(松井和久)
~『よりどりインドネシア』第158号(2024年1月24日発行)所収~
大統領選挙は終盤戦に入ってきた。各種世論調査によると、プラボウォ=ギブラン組が支持率50%前後と依然優勢で、決選投票にもつれ込むかどうか微妙な状況にある。ジョコ・ウィドド(通称:ジョコウィ)大統領とその周辺は、ありとあらゆる手段を用いて、決選投票なしの1回の投票でのプラボウォ=ギブラン組の当選を目指している。
ジョコウィが
[2024/01/24] ジャカルタ寸景(9):ポルトガル集落のユニークな新年行事(横山裕一)
~『よりどりインドネシア』第158号(2024年1月24日発行)所収~
新年の伝統行事「マンディ・マンディ」2024年1月7日午後、北ジャカルタにあるトゥグ(Tugu)集落の一角では大勢の人々で賑わっていた。「トゥグ」集落とは「ポルトガル」の一部から名付けられている。17世紀半ば、マラッカ海峡の覇権をめぐる戦争でオランダに敗れ、捕虜としてジャワ島に連行されてきたポルトガル人が何もない森林地帯に解
[2024/01/24] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第73信:再婚はしたけれど ~『となりの店をチェックしろ:新たなライバル』が提示する新たな家族のかたち~(轟英明)
~『よりどりインドネシア』第158号(2024年1月24日発行)所収~
横山裕一様
大変遅ればせながら、明けましておめでとうございます。2024年もよろしくお願いいたします。
コロナ禍初期2020年8月から連載を開始してすでに3年半近くが経過しようとしています。実のところ、開始当初は原稿のネタが尽きないか、若干心配だったのですが、嬉しいことに近年のインドネシア映画産業の発展に伴って紹介したい