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植物工場の形態は大きく分けて3つ

植物工場は3つのカテゴリーがある
(1)太陽光利用型
一般的なハウスでの栽培に、IoT的に計測機器を導入し、工場的な管理をするものです。
作物としては、トマト、葉物野菜、イチゴなどが主体です。
(2)ハイブリッド型(補光利用型)
前述の太陽光利用型にLEDなどで補光するタイプで、オランダなどで行われることが多く、日本ではあまり見られません。
作物としては、トマトやイチゴ、葉物野菜などです。
(3)完全閉鎖型
太陽光は一切使用せず、人工光完全密室で行われるものです。
作物としては、レタスなどの葉物野菜、イチゴなどが主流となります。

作物によってどのタイプが適正がある
トマトは、太陽光利用型やハイブリッド型が適正で、完全閉鎖型では作物の生理学上、かなりの無理があり、安定的に収穫し続けることは困難です。
イチゴは、完全閉鎖型が適切解であると考えます。

完全閉鎖型は、技術的に日本がリードだった
葉物野菜の完全閉鎖型植物工場は、日本が技術的にリードしていた分野ですが、既に海外に追いつかれ、場合によっては後塵を拝している部分もある印象です。

MD-Farmは、完全閉鎖型でイチゴを栽培
MD-Farmは、技術的にも先行したイチゴの栽培技術を確立し、特許を取得しています。
これは、日本の優れた施設園芸の基礎があるからできることで、海外の施設園芸の技術では容易に追いつけない部分でもあります。

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