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世界の表現「色彩の歴史」~No.0 導入編~
この記事は前段にある「気質の歴史」を読んだ人向けに書いています。読まなくても理解することは可能ですが、色彩の話だけではイメージしにくいかなと思いましたので気質→色彩という流れにしました。「気質の歴史」を読んだ方がより良くわかっていただけると思います。
・はじめに
色彩というのはつまり色です。赤、青、黄色、緑などですね。ではどうしてそんな色の歴史をわざわざやるのか?と言いますと、前段にやった気質が色分けされていることも当然関係してきます。気質を用いた人の見分けはイコールで「人の持っている色分け」ということでもあるためです。
それと色彩をある程度理解することが出来ると世界の見方が変わってきます。
「色彩の見え方」=「世界の見え方」です。
極端な話をすれば「モノクロ=白黒」の世界であったとしても「ものが有る」とか「何かが見える」ということはできます。
ですが、世界はモノクロでなく鮮やかな色が付いています。
「空の青」
「朝焼け、夕焼けの赤」
「海の青」
「森林、植物の緑」
「人間や動物の色」
色は物質の表面に現れていますが、その表面の色が「その色」をしている意味を知る必要があるということです。色で例えると何となく掴みにくいので一つ例を出そうと思います。
世の中には自動車が存在します。それを運転して使うためには免許がいりますが、単に自動車を走らせるためであればアクセルを踏む。止まりたければブレーキを踏めば良いというのは免許が無くてもできます。免許が必要なのは安全に事故無く運転するために必要なのと、交通ルールを知らなければいけないからです。
なので教習では運転技能と交通ルールがメインになります。
要するに「自動車の構造=秘密を知らなくても、免許さえとれば大半の人は自動車を扱えます」
これが今までの時代で必要だった「色に対しての認識」に近いです。
色の構造=秘密を知らなくても、絵を描く人たちはもちろんのこと、そのほかでも私たちは絵の具のチューブやクレヨンから色を出してキャンバスに塗ることが出来ます。
ですが、自動車の構造を知ることが出来れば自動車を作ることもできますし、不具合が起きた時などは自分で直すことも可能になります。それと日々の変化を見て音や振動などで異常に気が付いたとき「異常の有る場所」が分かるようになります。
それと同様に色彩の構造を知ることで世界の構造を知ることが出来ます。それに色を知っていると「自分がやりたい世界」を作ることもできますし、足りない色を知ることもできます。
これがここから先の時代に必要な「色に対しての認識」になります。
多くの人たちは自動車の免許を取りますが、自動車の構造までは知ろうとしません。同様に色はそこらじゅうで沢山使われているのですが、その色の構造を知ろうという人はあまりいません。
では歴史的にその「認識」の変化が起きたのはいつ頃だということと、色に対する認識を変えるためにはどこから手を付けたらよいのか?ということを知るために
「色彩の歴史」が必要になってきます。
色彩と聞くと今だと単に「絵に対する色彩」をイメージしがちです。もちろんそれも関係していますが、それだけではなくこの世界の見方を変えるという方が色彩を学ぶ意味に近いです。
・メンバーシップ「彩方技研(株)「仮」」について
まだ会社ではありませんが、いずれは会社にしていこうと考えています。このメンバーシップは「気質・色彩」を含ませて構築していく一枚の絵画のようなものを目指そうかなと考えております。
分かりやすく言えば「芸術」の分野です。
物語、絵、漫画、作曲、作詞、ダンス・・・
様々な表現方法がありますが、そういったものを組み合わせて何かの作品を作っていければなと考えています。
また、単に気質や色彩の世界を少し覗いてみたいという方、例えば○○を気質的に、色彩的に分析したらどうなりますか?というような質問でも構いません。
初月は無料です。その後は月100円となっています。
よろしければどうぞ
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