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台湾を歩いて分かったひとり旅の醍醐味

僕は、海外の知らない街を一人で歩き回るのが好きです。

海外の一人旅・・・世界の混沌の中の現在、なかなか実現できない楽しみです。ですが、こんな今だからこそ、次の旅の計画をゆっくり落ち着いて練ることができます。旅の計画を練ることは、つまり自分の夢の計画を練ることと同義です。こんなに楽しいことはありません。「今は無理だから・・・」とそっぽむいてしまうのではなく、こんなときだからこそそんな時間をたっぷりと取ることができるのです。

余談ですが、心理学、脳科学的にも、僕たちの脳や心は、イメージと現実を区別することはないと言われています。僕たちは、本能として、イメージしたものを現実化しようとする行動を取ろうとしますから、ガイドブックを片手に色々とイメージを膨らませることで、その楽しみがやってくる日を1日でも早くすることができるかもしれません。であるならば、未来の楽しみの計画にイメージを膨らませることには、メリットしかないと僕は思っています。

僕は、最近、「台湾」に行きたいな・・・という気持ちが日々強くなっています。2017年アメリカのシアトルとオレゴン州ポートランドを一人旅した僕は、異国の地を散歩する魅力に取り憑かれてしまい、そこから半年に1回海外を一人旅するぞ!と目標を立てて、実践していました。

そんな中、自身2回目の旅行先に選んだのが、台湾・台北でした。
東京の空港、成田あるいは羽田から、片道3時間程度で行くことができる身近な海外です。

僕は、台湾・台北の空港・桃園国際空港に降りた瞬間、初めてのアジアの雰囲気に魅せられました。漢字だらけの看板に、アジアンな風味の料理の香り。特に、台湾は八角がよく料理に使われているので、その香りが鼻にまとい、「あー海外きた〜〜!」という気持ちをさらに昂らせてくれました。

台湾・台北には、これまで2度訪れています。


僕が台湾が大好きになった理由は、多くの台湾旅行経験者が語るようにやはり「人の温かさ」だと思います。台湾の方は、本当に親切な人が多いですね。

海外に行くと、電車に乗るのも、表記が理解できなくて一苦労です。
「月台」とは台湾の言葉で電車の「ホーム」のことですが、僕はこれを「月台という場所行き」のホームなんだとしばらくの間勘違いしていて、どこに行っても「月台行き」があるんだな〜なんて思ってしまい、ちょっとしたパニックでした(笑)でも、そんなパニック状態の僕を、台湾の方は、駅員さんでもない一般の人が、「どうかしましたか?お手伝いできますか?」と声をかけてくれるのです。

たしか、台湾版のsuicaである「悠遊カード」を手に入れようと、僕は券売機の前で右往左往しているときでした。台湾人のおじさんが、「どうした?」と声をかけてくれ(言葉はわかんないけど、たぶんそう)、「悠遊カード欲しい」と答えたら、「ちょっと待ってろ」というジェスチャーをしてくれ、日本語の分かる駅員さんを僕がいる場所まで連れてきてくれました。駅員さんを連れてきてくれるだけすると、そのおじさんは何でもない風にそのまま去って行きました。ちゃんとお礼も言えないくらいのスピードでした。あれには本当に感動しました。

そういう出来事が、1回や2回ではないのです。
料理を食べに屋台やレストランを訪れても、僕が海外からの人間だと分かるとかなり親切に応対をしてれる人が多かったです。

台湾は親日の人が多いから、ということを話す人が多いですが、もちろんそういう側面もあると思いますけど、でもそれだけじゃなくやはり人として親切な人が多いんだという印象が僕にはあります。

あるフードコートでのこと、食券をもらい自分のオーダーが出てくるのを待っていると受け渡しのところのおばちゃんが、中国語の番号の読み方で食券番号を読み上げていました。中国語では、1,2,3を「いー・あー・さん」と読みますよね。僕はそのとき、4まではわかってました。「いー・あー・さん・すー」(苦笑)でも、それ以降がわからないから、自分のが呼ばれているのか、まったくわからずちょっとたじろいでいると、僕の後ろに立っていた男の子が「あれあなたのだよ」と教えてくれました。「ありがとう。数字がわからなくて」とツナタイ英語で話すと、にっこりと頷いてくれました。

僕は、そんな一瞬一瞬の出来事なのに、その人たちの顔をしっかりと覚えているんです。あの人たちは覚えていないと思うだろうけど。

海外を一人旅するのが、好きだと話すと、「怖くないの?」と聞かれます。
僕は「怖いし、不安があるから、一人旅をしたい」と思っているんです。

その想いがあるからこそ、一人一人との一瞬の出会いに感動ができるんだと思っています。その場で友達になれるなんてことはないけれど、日本国内にいるときとはまた違う関わり合いに、ほんの少しの感動を得ることができるんです。それこそが海外ひとり旅の醍醐味だと思うのです。

そんなふうに、思い出に浸っていると、あー台湾行きたいとますます思ってしまいます。僕は、まだ台北しか経験がないので、この世界の混沌が終わったら、台中・台南・高雄に訪れてみたいな、と思っています。

今は旅行記を振り返りでしか書けないけど、またいろんな国を飛び回ってたくさんの旅行記を書けるようになりたいなと思っています。ぜひ、よろしくお願い致します。

ひとり旅は、間違いなく僕たちを成長させてくれ、生きるということをもっと楽しませてくれるツールです。怖い、不安、という「かもしれない」ことで、行動範囲を狭めてしまうのは本当にもったいないことだと思います。もっともっと行動範囲を広げて行きたい。言葉が通じなくても、異国の地でパニックになったとしても、命さえあれば何とかなりますから。

あー海外行きたい!!

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