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単調な対策は形骸化するように作られている現在の入試への対応

ただのパターン学習だけでも、ただの暗記だけでも、予想的中当てずっぽ集客講座だけでも、今の入試は戦えない。今年のように、多少、傾向が変わってしまうと戦えなくなる、なんてことにもなりかねない。

子どもたちの特性の変化にも理由はあるし、県の問題作成が優秀であることにも理由があるし、もともと他県に先駆けて読解重視であることにも理由がある。


しかし、受験やテストの学習において、これさえやれば合格、魔法の方法、万能策は無い。

あるとすればそれはただの消費のための仕掛けに過ぎない。今や我々は、消費誘導の言葉に慣れてしまい、麻痺しすぎている。


学ぶのはヒトであり、ロボットや機械ではない。人が学ぶという動作は、電化製品のように、こういう部品を使えば、ここのスイッチを押せば、必ずこうなる、というような単調な振る舞いを見せない。


今問われている読解力や思考力は、長い期間、何年もかけて、養うものである。一朝一夕に手に入るものでは無い。


読解力、思考力、さらにコミュケーションや対話の力、論理の力など、それらのことを常に意識に上げておく。

意識に上げながら、長く付き合っていく。
そうして養っていくものなのだ。


今の子どもたちの特性に注目しても、短期かつ(ご都合主義的なという意味で)安易な戦いは向かないことも頭に入れておきたい。

 

ということで、こちら。

https://note.com/masterhonda/n/n45004fef2efa

(おわり)


https://www.manalabschool.com/



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