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様々な顔を持つ「味噌」のアレコレ

こんにちは、いつものマッシ(@massi3112

日本に来たばかりの頃、初めて味噌を口にした時感じたのは「うまっ!」だった。
口に入れるのを最初は躊躇してしまうけど、勇気を出して食べた瞬間、少しの甘みと、えも言われぬ塩っぱいおいしさが広がった。ドロっとした食感の先に感じる旨味はイタリアの食材、調味料にはないものを感じた。後にそれが日本料理独特の渋味だと知った。

作り方を知って驚いた。なんとあの濃い味の正体は大豆らしい。それをワインと同じように熟成させることで、例のあの渋味が出る。長い年月をかけて作るものだったらあの味が出てもおかしくはない、確かに確かに、と納得させられた。

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