中2女子ユカとじいちゃんのほのぼの日記 第18話 冷戦下の日米ソ三角関係
じい:1955年に、日本はソ連と講和条約を結ぶための話し合いをはじめた。それまで総理大臣だった吉田茂は、アメリカとだけ仲良くしてソ連とはつき合わないようにしてた。ところが新しく総理大臣になった鳩山一郎は、ソ連ともつき合ったほうが得じゃんと言い出したんだ。
ユカ:じいちゃん、講和条約ってなんなの。
じい:戦争を終わらせるために国と国とが結ぶ契約で、これこれこういう条件で恨みっこなしで仲直りしましょうと約束するんだ。平和条約って呼ぶこともある。
ユカ:へえー、戦争って終わるときもめんどくさいんだね。
じい:そのころアメリカとソ連は、米ソ冷戦といって戦争してるのと同じぐらいに対立していた。だからアメリカは日本とソ連が仲直りするのを妨害しようとした。
ユカ:性格悪いね。
じい:ソ連のほうだって、日本とアメリカがつるんでソ連に敵対しているのが気にくわなかった。それでなんとかして日本とアメリカの仲を引き裂こうとしたんだ。
ユカ:三角関係のもつれ。
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