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目標は小さく立てる

安川康介さんは、4種類の目標設定が自己効力感に及ぼす影響を調べた実験を紹介しています。
①近接目標:1セッションに少なくとも6ページを終わらせる
②遠隔目標:7セッションに42ページを終わらせる
③目標無し:各セッションでできるだけ多く終わらせる
④対照  :目標設定なし

(引用はじめ)
結果は、小さな目標を設定した生徒たちのほうが、自己効力感が上がり、最後のテストの成績も高いというものでした。

研究の4回目のセッションが終わる頃には、近接目標を設定したグループの生徒たちは教材の約74%を完了していました。これに対して、遠隔目標を設定したグループや、特に目標を設定しなかったグループの生徒たちは、それぞれ、約55%、53%しか完成していませんでした。

つまり、勉強の進みがいちばん早い(ママ)のは、小さな目標を設定したグループでした。
(安川康介、最高の勉強法)

目標は小さく設定した方がいいという訳ですね。
例えば、きょう一日、隙間時間を使って問題を解く場合を考えてみましょう。きょう一日で30問解くことを目標にするより、10分の隙間時間で5問解くことを目標にすると、より多く解けるかもしれません。


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