本当の自分を生きる方向に流れが導く
「人生で一番重要な決断は、宇宙を友好的な場所とみるか、それとも敵対的な場所とみるかである」というアインシュタインの言葉を榎本英剛さんは紹介しています。そして、恐れの目で世界を見て自分を閉じるのではなく、信頼の目で世界を見て自分を開いていくと、内なる声やシンクロニシティなどのメッセージがより多く入ってくるようになったと言います。
シンクロニシティが指し示す方向が自分の意図していたものでなく、かつ、望んでいたものでもない場合にも、観念してその波に乗るそうです。サーファーが大海原の向こうから押し寄せてきた波に自分の意思で乗るように、人生の中で自分に向かって押し寄せてきた波に自らの意思で乗るのです。宇宙の自然な流れが「本当の自分を生きる」方向へと導き続けてくれていると感じていると書いています。
(榎本英剛、「本当の自分を生きる」より)
これまで自分が描いてきたイメージと異なる方向に波が来ていると感じ取ったとき、その波に乗ろうと思えるでしょうか。たぶん、そのように感じるときは、これまで描いてきた方向への物事の展開は滞っているときでしょう。そして、新たな方向に寄せる波は繰り返しやってくるでしょう。良い波を捉えるチャンスがありそうですね。
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