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ほんとうにやりたいことを捉えたら、ゴールを設定する

ほんとうにやりたいことは、どのようにしたら実現することができるのでしょうか。認知科学者の苫米地英人さんは、ゴールを設定することだと言います。

(引用はじめ)
人間の脳には、環境の変化に対して、生体を常に安定した状態に保とうとする働きがあります。医学的にはこれを「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」と言います。わかりやすく言うと、私たちの脳は無意識に「変化」を嫌い、「現状」を維持しようとします。

(中略)

ダイエットの失敗も、まさしくホメオスタシスの働きによるものです。「太っている自分」がコンフォート・ゾーンになっているため、やせた自分は「不自然」で「間違っている」と脳が判断し、元に戻ろうとするのです。 しかし、ここにヒントがあります。 変わりたいなら、まずは「なりたい自分」をゴールに設定し、コンフォート・ゾーンを「なりたい自分」側へズラせばいいのです。
(苫米地 英人、 ビジネスで圧勝できる脳科学)

ここで、「コンフォート・ゾーン」とは、ホメオスタシスが働き、肉体的・心理的に自分が楽に自然でいられる領域のことです。太っている自分という現状の自分を保つことが、楽で、自然だと感じているのだというわけです。

ところが、痩せた自分をゴールに設定すると、楽で、自然でいられる領域がずれると言うのですね。太っている自分は、楽でなく、不自然だと感じはじめることになります。

ほんとうにやりたいことを捉えたら、取り敢えず、ほんとうにやりたいことの方向にゴールを設定してみてはいかがでしょう。これまでの自分に、何か不自然さを感じ始めるでしょうか?



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