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天沢ましろ
2021年9月17日 02:27
本を読むか、音楽を聴くか、ドラマや映画を観るか。自分以外の誰かの人生を追わないと、私は私でいる理由が上手く見つけられなくなるのかもしれない。いつだって自分ではない誰かになりたい。あの人みたいに、あの子みたいに。誰かに憧れていないと、私自身だけでは何も無い人になってしまう。自分を作り上げるのは、周りの世界だ。いつの間にか守ることが下手になり、剥き出しのこころを持ったまま外の世界に出そうになる。
2021年9月16日 12:14
どんなに切に願いを持って掲げていても、その手に力が入らなくなり、涙が視界を覆い、自分の無力さに打ちのめされる。そんなことが人生で幾度となく訪れ、その度に私は歯を食いしばりながら道端で立ち尽くしてしまう。早く家に帰らなきゃ。自分が持つ信念や願い、希望をどんなに口で語ったとしても、それはいつかへの期待であって、現実を生きているだけでは叶わないこともある。それに伴う行動や意思表示や、常にそれを忘れな
2021年9月6日 04:30
記憶とは厄介なものだ。忘れたくないことほど零れ落ち、忘れたいことほどこびり付いて離れない。時間が経てば薄れるはずのことも、なぜか体の中が痛むほどまでに。たった今、私の目の前にいてくれる人が、直接耳の鼓膜を震わせ言葉を伝えているというのに。勝手に記憶から呼び起こされた過去の誰かの言葉が、私の脳内を駆け巡りキレイに掻き消してしまうのだ。そのうち気にならなくなるよ。自信がつけばどうってこと