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【マインドセット】完璧に「準備」しても「何とかならない」から、成長できる

"大丈夫、何とかなる!"

よく聞きますよね、このことば。
私は、このことばが、どうも苦手でして。

「場当たり的やな。ずいぶん自信あるのね。」
と、思ってしまいます。

「何とかなる」は「何とかならない」

大学時代は、"一生懸命続けたら何とかなる"と思っていましたが、

どれだけ遅く残って仕事をしても、成果は全く上がっていない。

むしろ、第三者のアドバイスや批判に耳をふさいで、独りよがりの「努力」に逃げていた、と言えるのかもしれません。


挫折して、ようやく「何とかなっていない」ことに気づきました。

何とかなるための完璧な準備

当たり前ですが、何とかなるためには、真のゴールを見据えて準備をしなければなりません。

プレゼンを例に挙げると、

セリフやスライド、声のトーン、間合いの取り方など…これらを練らずに、ぶっつけ本番で臨んだとしても、その場はやり過ごせます。

「人前で発表する」という、見かけのゴールは通過したのかもしれません。

でも、多分それは相手に伝わっていない。

「相手に伝えて、動いてもらう」という真のゴールに到達していないことに気づかず、そこで成長が止まっているのです。


児玉光雄さん著の「イチロー流準備の極意」が、準備の大切さを説いています。

・自分にとっていちばん大切なことは、試合前に完璧な準備をすること
・前日のゲームが終わった時から、準備をやる

イチローさんのインタビューより抜粋

イチローさんのこの心構えは、ハッと気づかされるものがあります。

つまり、「準備」とは、何とかいかなかった時に「準備不足だった」という言い訳を排除するため、考え得る全ての手を打つことです。

プレゼン直前にもなると、締め切りが迫ってきて「ここまでやったし、もうええやろ」と妥協しそうですし、

うまくいかなければ「準備不足でした。ごめんなさい。」と安直に言い訳しそうになりますね。

自分への戒めになります。

結果は本番前に決まっている

イチローさんは、これだけ完璧な準備をしたのだから、どんな結果に終わっても後悔しないのです。

自分が決めたルーティンを淡々と行うことで、結果に左右されない精神力を養うことができるのです。

プレゼンが終わった直後なんて、普通はうまくいった、うまくいかなかったで一喜一憂してしまいますよね。

「失敗したらどうしよう…」
と思う時点で、それは準備不足ということになります。

何とかしようとすることで壁にぶち当たり、成長する

もちろん、完璧に準備したとしても、何とかならないことなんて山ほどあります。

ですが、予想もしない壁にぶち当たることで、また「何とかしたい」と思い、改善点を考える。

批判も恐れず、手間も惜しまず…完璧に準備して本番に挑む。

そうすることで、次はもっと成長した自分で臨める。

それを繰り返し、気づいた時には「何とかなっている」のかもしれません。

PDCAそのものですね😊
こちらで、熱く語っておりますので、よければどうぞ!


まだまだ自分には、覚悟も準備も足りていないと痛感しました。
見かけのゴールに妥協せず、完璧な準備→行動→改善を続けていこうと改めて思いました!


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