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【適応障害休職中】選択肢をつくり未来に備える


0 生き延びるための戦略


未経験のライター業がいよいよ始動した。
先日、職場の人とWeb面談をした。

色々あったので、頭の中の整理もかねて、書いてみたいと思う。


適応障害と診断されてから、私がした行動と言えるものと言えば、ざっくりと下記のようなものだ。


☑️早目の受診→休職

☑️知人のつてで、転職候補先とやりとり

→現在書類送付しエントリー中

☑️クリニック受診と並行し心理学の勉強

☑️読書、情報収集

☑️HSS型HSP、マルチポテンシャライトと気づく

☑️転職活動も相まって、自己洞察が深まる

☑️食事、睡眠、運動により気をつける

☑️ライター職に未経験で応募、業務委託契約

☑️現職の会社の人とも面談継続


メンタル状態も体力的にも充実していない状態で、「差し迫った」判断をすることを避けたいと、休職のスタート時点で考えていた(過去の苦い経験による)。

心身を「平常時モード」に戻すことを最優先で、休業中もほんの少しずつ、やれることをやってきた。

☑️の黒太字については、今後生計を立てるための、経済的生命線となるものだ。

今日は、このことについてまとめてみようと思う。

1 ひとつめの選択肢

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転職

奇しくも、現職場でだいぶ前に働いていたことのあった知人がいる。

彼のツテで、地元のベンチャー企業での仕事にエントリーした。

ここに決まれば、一気に経済的不安が解消し、粉々になった自信も回復することは目に見えている。


でも、、、正直言って、

こわい

こんな心理状態で、よく転職活動などしていたものだ、と今になって思ったりする。

かえって、休職スタート時の方が、万能感があったりもした。

エントリー書類を完成させ、実際にあとは先方の返事次第、「ええい、ままよ」という気分でもいたのだが、ここにきて、

「決まったとして、私は本当にうまくやっていけるのだろうか…?」

と、時々ふと、強烈な不安感に襲われるようになってきたのも正直なところ。


2 ふたつめの選択肢


現職復帰。

休職スタート時は、「もう戻らないだろう」と思っていた(感情的に)。

しばらくして、落ち着いて物事が考えられるようになってきた頃、「やっぱり戻れない」とほぼ確信していた(業務の質量と給与、ストレスのバランスを考えて)。


冒頭でも述べたように、先日現在の職場の方とWeb面談をした。

直属の上司ではなく、本部の同じチームの方々2名と。

代表を含めて、復職した場合の仕事量の軽減、私の能力や得意な分野や希望合わせた職務内容の変更を提案して下さった。

…感謝。

これ以外の何物でもない。

ただ、元のポジションに戻ることから、地元にあるオフィスで主に関わるのは、やはり現在の上司がほとんどである。(もともと秘書兼総務庶務チームは、上司と私の2名体制だった)

戻るのに、抵抗感はある。

上司のタイプ的に、おそらく何事もなかったかのように時が過ぎるだろう。

戻るなら、私の方の感情処理、思考方法、コミュニケーションの取り方を変えることはマストだ。

オンオフの切り替えや、休日にしっかりと心身を休めるのも、もっとうまくなりたい。



3 みっつめの選択肢

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いよいよ、ライター業が本格格的に始動。

将来的な複業化を見据えて、また、近い将来「万が一」のことを考えて、自宅で、マイペースに出来る仕事で保険をかけておきたかったのも事実。
たぶん、「会社勤め」「正社員」という時間と労力の使い方が、どうも私には苦手で無理がある、というのも分かってきたので…

取材先とのやりとり、原稿やアイディアを頂き、執筆、デザイナーさんと校正を重ね、締め切りまでに仕上げてゆく(らしい)。

全く未経験ながら、委託してくれた編集者の方々に、感謝。 

休職中の私は、ひとつ新しい作業が増えただけで、なにやらソワソワ、ワタワタしているのだが…

今朝は、緊張や不安だけではなく、少しのワクワク感。

「得意なこと」「好きなこと」で、仕事をしてお金を(いくばくかでも)頂き、他者とつながり、社会に参加出来る感覚。

経済的には副業とも言えないほどのものかも知れないけれど、まずは有言実行。

ゆっくり育ててゆきたい。


4 マイノリティなりの、戦略


これまでの就職は、「失敗しないように」「デキない奴と思われたくない」という、マイナスが全面に出た、どうにも肩肘のはる、緊張の糸がはりつめたような態度で臨んでいたように感じられる。

だから、次の仕事は、しなやかに、ゆっくりとした呼吸を時々感じながらはたらきたい…

ポジティブサイコロジーの思考のフレームワークを練習したり、

時々本を読み返して自分にとって大切なものを呼び起こすことを意識しているし、

「出来事→感情→ネガティブ思考」の条件反射に気づき、フラットに処理出来るよう努めているし、

(お金もかかるので)復職することがあれば、認知行動療法のクリニックに紹介状を書いてもらうことも検討している。


この段階で、生計を立てるための選択肢をいくつか持てるように行動していたことは、やはり過去の苦く辛い経験が効いているのだと思う。

冒頭でも書いたが、

もう「差し迫った」判断はなるべくしたくない。

過去は変えられない。

いくら「努力」したところで、未来は運次第ということもある。

その時に、

「いつも、同じ結果になる」
「そうなるのは全部私のせいだ」

などと、極端な自責の念にかられたり、不当に悲観的にならないように。

違う方法を試せばいいだけ

と、軽やかに前に進めるように。


きっと、その方が目の前の仕事が何であろうと、良い距離感で向かえそうな気もする。

アイディアを形にするため、書籍代やカフェで作戦を練る資金に充てたいです…