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母として、そして子として

今日は母の日ですね。
ちょうどこんなことを母として思っていたので書いてみることにします。

先日息子が私の知らないうちに出かけて留守にしていました。私は夫が帰宅するまでそのことを知らなかったのです。

息子は家にいるときほとんど自室で静かに過ごしているし、電気が消えたと思ったらいつも寝ている。大学生として絶賛昼夜逆転生活中の彼はまた寝ているんだろうとしか思っていませんでした。

夜11時過ぎて帰宅した夫は部屋を覗いて息子がいないとすぐ気づきどこに行った?と聞いてきました。そんなこと私は知るよしもないし出ていったことすら知らないのです。私のほうが教えて欲しいくらいです。それはもちろん私の不注意でしたが。

私は慌てていろいろ考えました。

・終電に乗り遅れて路頭に迷っている
・友達と飲んでいて酔い潰れた
・お金がなくて帰りの電車に乗れない
・スマホの充電が切れた
・連絡しづらい
・連絡することすら忘れている

                                               etc

私の頭の中

どれもいいシチュエーションではないし、どれも想像したくはなかったです。私の想像力をどう働かせてもいいイメージは浮かばない。そこで私は他人行儀に

早く連絡ください

私からのメール

とだけ連絡しました。しかし息子はそのメールを読んで機嫌が悪くなったようです。

寝てたから
泊まるから

息子からのメール

とだけメールしてきました。

寝てたとはいえメールできたときにきちんと連絡して欲しい。
それだけ心配して気が気じゃなかったんだよ。

私の心のつぶやき

どうやら息子は自分がもう大人だからそっとしといて!と言いたかったのでしょう。しかし成人していてもまだ私にとっては子供です。いつ危険なことになってはいないか心配して当たり前です。今でも母に対して嫌悪感を持ってはいますがそれくらいのことは分かります。

私も親にそんな思いをさせていたんだろうなと親の気持ちが身にしみて分かったような気がしました。私は特に大学時代、無断外泊は当たり前で遊んでいた子だったのでそうだったろうなと思います。

母親はいつまでも母親ですね。母親の立場としても、子どもの立場としてもそう思います。親に定年はどうやらなさそうです。今日は母の日にちなんでそんな思いを記しておきます。

ちなみに私はそのとき

ごめんね
心配してたから

私からのメール

とだけ返しました。

次の日また私が寝てて知らないうちに出かけて行った彼は

出かけてくるからね

息子からのメール

とだけメールをくれてました。

なんや、分かってくれてるやん

私の心の中


今日はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。

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