夜の海に光るもの
まだ思春期だった頃 友達と3人で夜の海にドライブに行ったことがある。(これは実話です)
この3人はすごく不思議な関係だった。フリースクールで知り合った。いろんな事情で高校をやめてしまい 将来を見失いつつも みんな大検(今の高卒認定試験)を受けて大学進学を目指していた。
私と女の子は親友だったし 男の子とも異性ということ抜きでなんでも話せる関係だった。なぜこの3人で出かけたのかと聞かれても 今となっては理由は覚えていない。
よもやま話に花が咲いた。このお年頃の子には恋バナがつきもの。そういった話を数時間しながら目の前の海に広がる青い光を見つめていた。
夜光虫だ。プランクトンの異常発生による赤潮が夜になると光ってとても幻想的な景色を産み出す。石を投げると投げた部分だけキラキラと輝く。面白くて何回も何回も石を投げて遊んだ。
男の子は多分当時の彼女(ゆみちゃんという名前しか知らなかったけれど)結婚していいお父さんになっていると思う。問題は私と親友だったその女の子。
私には当時ひとつ上の彼がいて みんな彼のことは知っていたし みんな友達だった。その時も彼の話をたくさんしたと思う。(詳しいことは本当に覚えていない)
私の彼とその私の親友の彼女とで出かけたこともあるし 彼のことを彼女に相談したこともある。信用して何でも相談していた。疑ったことは一度もない。
私がその彼と別れ失意のどん底に落ちた時も彼女は私のことを応援してくれた。でも今となってはちょっとおせっかいや興味本位の気持ちがあったのだろうなと思う。
なぜなら 2人は結婚してしまったから。彼と私が別れてすぐに結婚したらしい。私にはなんの連絡も入らなかったし それを知ったのは他の友達がくれた情報からだった。
なんのはなしですかー
恐れ多いですがコニシ木の子さまの #なんのはなしですか に参加させていただきます。
ご迷惑でしたらいつでもご連絡ください🙇🏻♀️
めちゃくちゃキレイなので1度是非ご覧ください!
今日はここまでです。
お読みいただきありがとうございました。
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