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【アメリカで俳優するなら必須】 ハリウッドの芸能事務所社長が伝授する「良いアクティングリール(動画資料)の作り方」

こんにちわ、ニューヨークで俳優してます、まさやです。

今日は、アメリカで俳優をするのにはとても重要になるアクティングリールについて書いてみます。

アクティングリールって?

アクティングリールとは、俳優のデモリール、プロモーションビデオです。
日本では動画資料と言われるようですね。

どんな演技が出来るのか、スクリーンの中でどういう映り方をするのか、どんな声なのか、どんな役が出来るのか、英語や日本語のアクセントはどうなのかなど、俳優という自分のプロモーションビデオです。

もちろんキャスティングでレクター、ディレクターやプロデューサーが見るものですし、僕も実際に何件も「あなたのアクティングリールを見て、やって欲しい役があります」と連絡が来たことがあります。僕の場合はそんな大きなプロダクションからということでは無いですが、それでも仕事は仕事。そして、その仕事から更に先へどう繋がって行くか分かりません。

自分を売り込むための大切なツール!

しっかりと作っておきたい所です。

これが僕の少し古いアクティングリールです。
しかも、全体的に作り方が良くありません
ダメな例として載せました。最後の方に改善したものも載せます。

このアクティングリールというもの、重要だとは書きましたが、作る上でのポイントがいくつもあるんです。

 以前、自分がフリーランスベースで仕事をするエージェンシー(芸能事務所)のロサンゼルス本社に行き、ハリウッドのエージェンシー社長に直々に「良いアクティングリールの作り方」を伝授してもらってきました。

アクティングリールは大きな業界の方に出て行くと、それが出回ってしまいます。つまり業界の人たちが貴方のリールを見て、貴方の俳優としての力や本気度を判断してしまいます。本気度というのはリールのクオリティーです。クオリティーが悪いと、貴方の力はそんなものだと思われて、それが印象として残ってしまう。

「貴方はまず、リールの作り方とセルフテープの撮り方を覚えなさい!貴方のリールはどこにも出せないし、セルフテープもオーディションに出せないレベル。だって、それによって貴方の未来を潰してしまうもの」

とハリウッドの事務所の社長に強く言われたのです。

*セルフテープの撮り方のポイントというのも伝授してもらいましたが、それはまた別の記事で。

「良いアクティングリールの作り方」

ポイントさえ押さえれば、全く難しいことはありません。とても重要なことを簡単に分かりやすくズバッと書きます。

大きく分けて2つ。

1- 押さえなければいけない8つのポイント
2- 多くの人がやりがちな絶対にやってはいけない5つのポイント

↓↓ここからは興味のある方、本気の方のみ↓↓

【押さえなければいけないポイント】

1. ビデオの長さ

 ビデオの長さは1分以内!

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