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はざま
2018年8月13日 02:14
「ガタンゴトン。ガタンゴトン。」電車に乗って数十分、「東京のど真ん中にジェットコースターなんてあるんだなぁ。」なんて感心しているともう御茶ノ水駅。電車を降りて左手の聖橋口の改札を抜け、アスファルトからの輻射と太陽からの熱から逃げるように速足で歩いていく。歩くこと約20分、文化の薫りがするレンガの塀に沿っていくとあの赤門が現れる。2018年春、僕は東京大学大学院に入学した。去年
2018年7月30日 00:45
空港に着くと友達が車で迎えに来てくれていた。「お疲れ! どうだった?」「いやー、むずかったわ。 落ちたかもしれん。」「やっぱむずかったんや、まあハザマ(僕のあだ名)なら大丈夫やろ。」そう言って僕の挑戦をねぎらってくれ、ラーメンまで奢ってくれた。その後、研究室のメンバーで飲み会がある僕を家まで送ってくれた。「じゃあな、お疲れ様!」「おう、ありがとう。」僕のためにここまで
2018年7月25日 22:30
「ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ」目覚ましの音で目が覚めた。 窓の外は曇り空。顔を洗って、歯を磨き、身支度を整えホテルを出た。試験は確か9:00くらいからで最初はTOEFLだった。昨日のこともあり、気分が上がらなかった。気分が上がらない理由はもう一つあった。実はTOEFLは何度か自分で時間を計って模擬テストを解いたことがあったが一度も550点を取れたことがなかった。それどころか