マガジンのカバー画像

お気に入りnoteまとめ

354
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

「パーパス語り=意識高い」問題の処方箋

 Potage代表取締役 コミュニティ・アクセラレーターの河原あずさです。ファシリテーター、コーチとして、様々な組織や個人の思いを引き出して言語化するプロセスをお手伝いしています。  今回の日経COMEMO編集部からのお題は「パーパス」です。リモート前提の世の中に移行するにあたり、組織への帰属意識が問われる中で、求心力の礎となるような「パーパス」の言語化が社会的に注目されているようです。特に組織の外に意識が向かう「遠心力」が強く働く変化の激しい状況の時ほど、組織に意識が向か

これからのプロダクトマネジメントは共創がテーマになるかも

先日以下の記事を書きました。こんなにも多くのスキをいただき、大変感謝しております。ありがとうございます。 今回のnoteは、上記のnoteの最下部でも触れていたプロダクトアドバイザーに関してなど、プロダクトマネジメントに関することを書いてみます。今回もまた稚拙な文章です。ご容赦ください。 対象読者プロダクトマネジメントのお仕事をされている方/プロダクトマネジメントに興味のある方 カスタマーサクセスのお仕事をされている方/カスタマーサクセスに興味のある方 プロダクトアド

日本証券業協会とnoteで開催した、「#お金について考えていること」投稿コンテストの審査結果を発表します!

2021年12月1日から約1ヶ月にわたって開催した、身近な存在である「お金」について語る「#お金について考えていること」投稿コンテスト。 期間中(12/1-1/3)には、3,063件もの作品をご応募いただきました!読み手もお金についてあらためて考えることのできる素晴らしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。 noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。 審査員である松井博さん、カワグチマサミさんと、日本証券業協会 note担当 による選考の結果、下記のとおり受

冒険と読書

昨年5月より「冒険研究所書店」を開設し、おかげさまでたくさんの取材などをしていただいた。 取材となると、インタビューを受ける訳だが、まず100%聞かれるのが「なぜ書店を始めようと思ったんですか?」というものだ。冒険家が書店を始めた、というのが皆さん相当に疑問のようだ。 例えば、私がもともと出版社に勤めていて、会社を辞めて書店を始めました、という人物であれば、おそらくここまで「なぜ書店を始めたんですか?」とは聞かれないと思う。きっと、出版社から脱サラして書店を始めたというこ

テキストメッセージを「デザイン」すると、読み手に寄り添うコミュニケーションができるかもしれない話 | Design Journal Vol.22

この記事のサマリーSlack等でテキストメッセージを送る前に、デザインのプロセスを用いることで、読み手に寄り添ったコミュニケーションができ、「伝わらない」ストレスが減り、お互いがハッピーになるかも、という話です。 背景社会人になり約4年半ほど経ちますが、まだまだ難しいなぁと日々感じていることが、「テキストコミュニケーション」です。 ここ2年ほどでリモートワークの割合も加速し、テキストコミュニケーションが中心になってきているチームも多いのではないでしょうか。 そんな中で、

料理上達の伸びしろを可視化する、伸びしろチェックシートをつくりました

こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というサービスをつくっている、すどうといいます。 いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 上達に必要な3要素料理に限らずなんですが、あらためて上達に欠かせない要素ってなんだろ?と考えてみると、次の3つが浮かんできました。 好きなモノ・コトをやる 伸びしろを可視化する 視覚的に達成感を得る 1つ目が特に大事で、とにかく好

エポスカードがビジネス的にすごいのでざっくり解説する

エポスカードってありますよね。百貨店の丸井がやっているクレジットカードです。 このカード、クレジットカードとしてはもちろん優秀なのですが、ビジネスの視点で見てもすごくおもしろいです。今日はそのおもしろさをざっくりお伝えしたい思います。 丸井は「百貨店の会社」じゃない丸井は営業利益の9割が金融事業です。小売事業は1割未満。びっくりしませんか? 街中にファッションビルを持っているけど、実は金融の会社です。その金融事業のいちばん中心にあるのがクレジットカードです。 小売でク

世界のESGスタートアップ30選(前編)

皆さん、こんにちは!創業前後のスタートアップに投資を行うジェネシア・ベンチャーズで、パートナー兼チーフESGオフィサーを務める河合です。 スタートアップ関連のESG情報を発信していく連載企画『ESG for Startups』の第2回目となる本稿では、世界のESGスタートアップ30社をご紹介したいと思います。ESGのテーマは幅広いため、今回ご紹介するスタートアップの事業内容も、ハードウェア、バイオ、データ分析、ブロックチェーン活用、消費者向けサービスなど、非常に多岐にわたる

SDGsとDXを同時に推進する凄い方法を考える!キーワードは「Society5.0」

1.DXとSDGsを同時に推進すれば手っ取り早いのでは?最近、非常に注目されているワードとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)とSDGs(2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標)があります。 DXとSDGsに関しては、これまで、以下の投稿をしていますので、内容をご確認頂ければ幸いです。 DXとSDGsはどうも、経営者が本気になって推進し、従業員がそれに呼応する形で、ベクトルを合わせなければ、上手く行かないということは、明らかなようです。 しかも

リード数が"たった1年”で2桁→4桁に成長した7つのBtoBマーケ戦略【1年で44倍】

こんばんは、とあるスタートアップ企業にてBtoBマーケ領域の責任者をしている田中と申します。 まずは自己紹介がわりに、簡単なプロフィールを以下に載せておきます。 今回は「リード数を1年で44倍」にまで増やすために実践した、リアルなスタートアップの戦略を「7つのBtoBマーケ戦略」としてまとめました。 決して体系的なマーケ理論ではありませんが、今すぐ真似できるような具体度とリソースの限られているスタートアップのリアルさを持った戦略になっています。 今回も裏テーマとして自分