伝わり易い「機能解剖学」を目指してvol.2
さてさて、
ここら辺で「機能解剖学」をちょっと紹介したいと思います。
無料セミナーで話そうと思っている内容を紹介します。
「頚体角」「土踏まず」「腰仙関節」です。
これは、ある雑誌でも紹介されましたが、人間の構造の中で比較的新しく出来たものです。そーですねー、
4万年前に完成したと言われています。
ホモ・サピエンスが生まれたのは14万年前と言われていて、祖先の由来が謎とされています。原人や猿人とも実は繋がっていません。
霊長類→曲鼻猿人(原猿人)メガネザルは直鼻猿人ですがこっちの分類に。
→直鼻猿人(真猿人)3,400万年前
→広鼻猿人
→狭鼻猿人
→旧世界猿
→
→猿人類
→ヒト「アファール猿人」600万年前(二足歩行)
250万年前 ホモハビリス
200万年前 火を使い始めた
ホモ・エルガスター
100万年前 原人類
60万年前 ネアンデルタール人(古代型ホモサピエンスとも言われている
10万年前 クロマニョン人(3万年前に絶滅
上記の祖先とは繋がってないとされています。
しかしながら、水の中で生命体が誕生し、魚類→両生類→変温動物→恒温動物と経て哺乳類が誕生して行きます。地上という重力と酸素の重圧に生命体は進化を経て来ました。
祖先が繋がっていないからと言って、完全に無視することは出来ません。
乳幼児〜幼児の「頚体角」は約150度です。ゴリラの角度に似ています。しかしながら、重力下の影響を受け、運動を通して135度へ進化して行きます。ハイハイ時期はとんでもなく重要です。
「機能解剖学」は、このヒトとしての進化の過程に過ぎません。まだ、完成していないのです。何十万年後にはとんでもないことが起きているかも知れません。解剖学上、載っていない組織組成、滅多に無い第3腓骨筋や小腰筋なども存在します。まだまだ発展途上の学問です。
「機能解剖学」があまり世に知られていないのは、比較解剖学や生命体の進化の過程も繋がっているからです。
「前捻角」なんて、アファール猿人の頃には出来ていたと思います。
こんな世界観で人の健康を運動を診ています。
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