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オーバーワークしました!(笑)

今日は、自粛期間のアスリートの調整について想像の範囲ですがお話していきたい

と思います。

僕自身、今でも毎日トレーニングをしたり走ったりキックボクシングのジムに行かせて

もらったり野球をやったりと、必ず何かしらの運動やトレーニングをやっています。

10年以上ジムにも通っていて、ジムだけでも週5日くらいは通っていたので完全に

生活の一部になっていました。

しかし、今回の新型コロナウイルスでジムがまず真っ先に一番危険な場所と

なってしまい、まもなく休業状態となりました。そこで、自宅で最低限トレーニングが

できる機材をいくつか買い揃えて自宅でのトレーニングに切り替えました。

すると、今までジムでやっていたことも2万円くらいの費用でそろえた機材で6~7割

くらいはできる事に気付いたんです。むしろ、移動時間がなくなったのと、やろう!って

思った瞬間に始められる事、走ることに関してはマシンで決まったスピードよりも

むしろ家の周りの方がより追い込めることに気づきました(1時間走っても1人か

2人通るくらいのド田舎ですので外で走れるのはラッキーです。)

そこで、思い切ってジムをやめました。もちろん毎日充実したトレーニングができて

いたんですが落とし穴がありました。

環境が変わったことによりまずは新鮮で楽しいんですよね。やっぱりスポーツや

ボディメイクの成長って”変化”が結構大事なキーワードで、いつも同じことを同じ

場所でやるっていうのは力が付くようで実は刺激に細胞も筋肉も慣れてしまって

いて、成長をむしろ妨げてしまうんですよね。

あのルーティンワークを世界一大事にするといってもいいイチロー選手ですら、

作り上げた打撃フォームを毎年変え、常に変化を求めていました。

この期間は出かけられないし人とも会えないし、認識の差はあれど、全員が

少なからずストレスを抱えています。それを身体を動かすことで発散するタイプ

の僕のようなタイプの人間は、注意が必要です。

単純に、”やりすぎ”が起きてしまうんです。僕もそうでしたが、これまでのジム

などでのトレーニングでは、大まかな分量やペースなども大体決まっていたし

その中でいくつかのパターンで強度を変えていたりしました。しかしストレスも

ある中で環境も変わると、どうしてもその量も時間も過剰な方向に行ってしまう

んです。

僕自身、走る量が増えインターバルが減り、一気に環境が変わったことで今日

かなり強めの筋肉疲労による痛みがふくらはぎにでてしまい、数日間は走るのは

やめておこうというような状態になってしまいました。

僕のような特になんの披露の場もない人間でもそうなんですから、アスリートの方

達はそれ以上だと思います。何より、言い知れぬ不安というものがすべてのアスリート

に例外なく襲っていると思うんです。そんな中、特に真面目な日本人アスリートは

怠惰になる危険性よりも数倍以上、オーバーワークの危険性の方が高いんだろう

なって感じました。

だって、自信を付けるには努力するしかないってよく言うじゃないですか?

試す場も見てもらう人もいない中でする努力ほど虚無で難しいものはないと

思うんです。

サボってもダメ、やりすぎてもダメ、を外出自粛でしかもいつ終わるかが全く見えない

こんな状況の中で調整するのは本当に至難の業だと思いました。

もちろん、僕なんかがアスリートの方々に何かを語れるような人間ではないですが、

本当にどうか冷静に、オーバーワークには注意してほしいなって思います。

たかが強めの筋肉痛ですら、素人の僕ですらやってしまうと不安感が増すので、

この期間でケガをしたなんて方が出ないように祈ります。

失敗者からの言葉でした(笑)。

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