文化にするスポーツ
野球文化
これって、野球部に入っている。クラブに入っている。グローブと軟式ボールでグラウンドで野球をしている人だけ。ではない。
公園で、柔らかいボールで素手で取り投げて、プラスチックのバットで打って走って、皆んなが普通に遊びでやっているのが野球文化ってものでは?
親子で当たり前にキャッチボールをする。
サッカーも一緒。
ブラジルの有名選手は、子どもの頃からサッカー場でしっかりとユースチームで。とかだけではなく皆んな当たり前に手作りボールでサッカーしていたりする中で生まれた。
バスケも一緒。
公園のリング、自宅あるリング、そんな中で当たり前に遊びとして気軽に取り組んでいける。
それが文化。
日本の文化、和服じゃなきゃダメ。とかありますか?
洋服でもやれるから文化になる。
サイクルロードレースシーンを見てみたら、『文化。文化。』と言うけど、、、
サイクルロードレース=ロードレーサー、ちゃんとしたサイクルウェア
これじゃなきゃダメだ。
という風潮だから、絶対に【文化】にならない。
誰もが自転車をスポーツとして出来る環境じゃない。
子どもが気軽に出来ないでしょ。
野球文化として、と考えたら最初からスパイクに大谷モデルのバットとグローブ、もしくはプロ野球選手モデルの◯◯で揃えないといけない。
という事。
これって文化?
違う方向の文化じゃない?
自転車をスポーツとして、生涯スポーツとして文化にしていくには?
子どもが、普段乗る自転車でレースできたりスポーツとして知識あったり活用できたり出来るのが文化であり、それでレースを楽しんで参加して自己成長してその中で、自転車競技やりたい!と自然と流れる仕組みが文化でしょ。
海外で通用する選手輩出。
ここにばかり目が行って、文化を作っていない。
文化に高いハードルがある。
世界で活躍する選手は、自転車文化からスタートしていて街の自転車クラブで普通の自転車でスタートして、レース走ったりテクニック学んだりしながら自転車競技やりたい人はその後に道具を少しずつ揃えていく。
当たり前のように自転車に乗って、勉強もして全ての自転車乗りを底辺にしているから数が多くてその中から世界レベルがたくさん生まれる。
日本は、この底辺を一気ハードル上げている。
これを自転車業界がしているわけで、そのハードルが高くなった中で、人材確保をしようとしているがそもそも数が少ない。
とりあえずレース出てみよう!とかやってみよう!とか言える状況じゃない。
とりあえずレースに、やってみよう、とかは誰もが持っている普段乗る自転車で出来るようにしないといつまでも底辺は大きくならない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?