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フリーランスの危機管理は必要か?考えてみました! 起業して思う事-27


いつもありがとうございます。

7回目の確定申告を終えて、安心していられないと思いました。コロナ禍では大変でしたが落ち着きはじめましたかね。また、ウクライナ情勢を発端に様々な原材料がこの先どうなるのか?全く見通せない状況になっています。

世界情勢はどうなるのか?円安もどこまで行くのか分かりません。個人事業主としてフリーランスとして何とかコロナを乗り越えたとしても、コロナを超える大きな山が差し迫っているかも知れません。


3回目の有料記事を書いて見ました。昨年は2件、今年は4件を目標に書いて見たいと思いますのでお気軽にご意見等頂ければと思いますのでよろしくお願いします。


過去の有料記事ですのでよろしければ覗いて見てください!



■初めに

よく言います『危機管理』、大企業だけでなく中小企業でも関心が高まって来ていますが、弱い立場のフリーランスや個人事業主も普段から危機管理を意識してできる事を準備しておく必要を感じています。なんとなく意識はしていた危機管理・リスクマネジメントについて考えてみました。


■危機管理の危機とは?

一般的には企業となりますが、この場では個人事業主やフリーランスとしての事業に大きな損失を与える事や社会に損失を与えることをいいますね。そのような危機を管理する事が個人で出来るのでしょうか?100%は無理にしてもある程度はできると思っています。


■危機にはどのような種類があるのか?

昔は、『地震・雷・火事・親父』と言いました、まさにこの後に来る何かだと思います。台風・干ばつ・噴火・交通事故・飛行記事も心配ですね。中国に行くたびに落ちないか心配になりました!

IT社会ゆえのウェルスなどサイバー攻撃、パソコンの故障やハードディスク破損も怖いですね。そこにハッキングなども最近では増えているように思います。そしてテロなどの国際関係も今まさに起きている事がとても恐ろしく感じています。環境破壊や森林火災、ハラスメントも含まれると思います。

自分が良ければ!なんて時代ではなくなっています。取引先がリコールや社内告発などで社会的責任に問われたり、環境汚染や産業廃棄物など法的な何かで告発されるなんてこともありえますよね。


■どこまで危機管理をすれば良いのか?

危機管理・リスクマネジメント・コンプライアンスなどの言葉が飛び交っていますが、フリーランスとして・個人事業主としてどこまで危機管理をするのか?個人でそんな管理は必要なのかと思いますが出来ることは準備しておく必要はあると考えます。

危機管理の種類は大きく3つに分けることが出来きます。

①災害や事故などに遭遇する危機
②政治や世界情勢などが原因による危機
③経営そのものの危機


■災害や事故などによる危機管理とは?

冒頭書きましたが、地震・雷・火事・親父ですよね。もちろんこれだけではありません。データの損失は大変です。ネットにつなぐパソコンと、つながないパソコンで使い分けをしています。お客さんのデータなど何かあれば大変ですよね。そして台風や地元は豪雪はないですが自然災害に対する対策は必要ですね。

そしてやらなければいけない事として、自分が何かの事故に遭遇したら何もできなくなるので緊急連絡先の整備などはこれから作ろうと思っています。

最近は地震が多いな!と感じていますが地震に伴う危機管理って停電でパソコンが使えなくなったりスマホの充電ができなくなることもありますよね。パソコンのバッテリーを2個持っている人も増えているように感じています。


■政治や世界情勢などが原因による危機

ここには社会的なリスクや経済的なリスクも追記してみたいと思います。

税法の改定が間もなく始まりますので、個人事業主やフリーランスの方は税金について調べて準備しておく必要があると思いますよ!あとから脱税などで指摘されないようにしておかないと、お客さんへの信用問題になります。

個人で仕事をしていても私の場合はお客さんは企業ですのでその企業も中小零細企業から一部上場企業とそれに海外企業もありますので税金の問題、為替、貿易に関する事などの変化も日経新聞を毎日熟読し、その情報はとても助かっています。


政治で言いますと、まさに現在進行形ですね。ウクライナ危機などと言っていますが世界に与える影響は大きいと思います。材料価格等々アップする中で顧問先の工場がその先のお客さんに価格改定が全ては難しいなんて事になると間接人員の顧問は真っ先に切られる可能性が高いです。切られないにしてもしばらく休止などは既に何社も経験をしました。

1社のみはとても危険を感じますので最低で3~4社くらいは欲しいですよね。ただ、ポリシーではないですが、顧問先のライバル企業から声がかかってもその場合は断っています。なにかあって情報の漏洩などの責任を問われたくないので・・・


■経営の危機

個人事業主でも代表ですね、言い換えれば社長です。私の場合は自分1人なのでフリーランスや個人事業主(屋号無し)と言っています。

とは言っても家族を支える必要もありますし、お客さんはみな企業なので会社によっては名刺も作っていますので社会的な責任は大きいと思います。

そのような中での『経営の危機』は、自分だけの危機では無くて、顧問先の危機も同じと思っています。一部上場企業様は殆ど問題はないと思っていますが多くは中小企業ですので、一緒になって危機管理を考えることがあります。


ここでは、企業を含めた経営に関するリスクを列挙します。
【東京海上リスクコンサルティング㈱の資料を参考にしています】


・知的財産権の争い
・環境規制、環境汚染、環境賠償、環境違反
・産業廃棄物やリサイクルなどの違反
・PL法(製造物責任)
・リコールなど不具合品の流出
・差別(性別・国籍・性・年齢など)
・ハラスメント
・社員などによる不正行為
・ストライキ
・幹部などのスキャンダル
・横領やデータ改ざんなどの社内不正
・集団離職
・社員や従業員の自殺や過労死
・外国人の不法就業や逃亡
・海外駐在員の事故
・国内、海外出張者の安全確保や事故
・不当な利益供与
・談合、独禁法等の違反行為
・契約内容による争い
・インサイダー取引
・プライバシー侵害
・粉飾決算
・申告漏れ
・監督省庁等に対する虚偽の報告
・顧客や社員からの賠償請求
・株主代表訴訟
・与信管理の失敗
・格付け下落
・株価の急激な変動
・新規事業、新規投資の失敗
・企業買収、合併、吸収の失敗
・宣伝、広告の失敗
・グローバル化への対応失敗
・過剰接待
・顧客対応の失敗
・製品開発の失敗
・社内機密情報の漏洩
・顧客、取引先情報の漏洩
・取引先、納入先等の事故や被災
・取引金融機関の被災、事故、倒産
・設備業者の被災、事故、倒産
・経営層の執務不能
・グループ会社の不祥事
・乱脈経営
・地域社会との関係悪化
・マスコミ対応の失敗
・・・・

これだけではありませんが、書き出したら沢山ありますし全てをどのようにリスク管理をするのか?悩んでしまいますよね。

我々フリーランスや個人事業主として全て対策をしなさいという事ではなくて、このような事がありえるという事をまずは知っておくことが大切かと思います。



■フリーランス・個人事業主のリスク管理まとめ


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