何ごとも『アップ』と『ダウン』という考え方は大事!!
いつもありがとうございます。
大昔、陸上部時代ですが練習開始時に『アップ始めます』の言葉から練習が始まり、最後に『ダウンはじめます』で、練習が終わりました。この『アップ』と『ダウン』は色々な所で使われていますよね。
最近よく耳にしたり目にするSDGsにもこの『アップ』と『ダウン』という考え方は大いに影響すると考えています。特に製造業はSDGs12:作る責任・使う責任において取り組みを強化する必要をとても強く感じています。
リサイクルのイメージって?
昔は、『再利用』『再生利用』『資源化』などと言われました。再利用は古着屋さんなどそのまま使用することですね、再生利用は生地に戻して何か違う物などを作ったりします、資源化は燃やして熱にして利用したりします。
3Rというサイクル
Reduce(リデュース)、物作りする時の無駄を省いてゴミを少なくする。
Reuse(リユース)、共通部品化や繰り返す使える部品にする。
Recycle(リサイクル)、廃棄物を原料に戻したり熱源にする。
サステナブルなリサイクル
マテリアルリサイクル、回収した空き缶などから新しい缶を作るなど。
ケミカルリサイクル、化学の力で原料などに戻して再利用する。
サーマルリサイクル、資源化同様に焼却してその熱を利用する事。
リサイクルと言っても色々な言葉が飛び交っていますよね。これらのリサイクルの考え方に『アップ』や『ダウン』という考え方を融合させるリサイクルの考え方がこれから必要だし、増えると思います。
アップサイクルとは、例えばペットボトルをケミカルリサイクルして粗原料に戻して、エンプラの材料などにすることなど。
ダウンサイクルとは、再利用(古着)⇒再生利用(糸)⇒資源化(熱)この順番がダウンサイクルと言われています。
リサイクルする事での最終は資源化という熱源に変わることもナフサを節約すると言う意味ではもちろんOKだと思いますが、逆にリサイクルをしてアップグレードしていく事がアップサイクルと言う考え方ですがそこには高いハードルが幾つもあるので、乗り越える手段を個人や企業がこれから色々と考えて行くかと思います。
私のいる某化学業界も2022年はそのような動きに拍車がかかりそうな雰囲気もありますので、自分の仕事の整理も含めてまとめてみました。
作る企業に責任はありますか?
使う我々に責任がありますか?
売る責任は考える必要ありませんか?
SDGs12:作る責任・使う責任
ここにこだわっています!!