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仏教に学ぶ生き方、考え方「時間というもの」

  私たちはいろいろなことに「価値」を見出して生きています。

 「お金が大切」だと言う人もいるでしょうし、「愛情こそすべて」と思う人もいるでしょう。

 「家族の健康」や、「学業や仕事」が大切だと思う人も多いと思います。

 またスポーツで「活躍したい」と思う人や、「信頼されたい」と思う人もいます。

 それらをすべて持っている人も、一つも持っていない人もいるでしょう。

 でも一つ大切なものさしをあげるとするならば、それは「時間」です。

 つまり何をするにもどう感じるにも、「時間があってこそ」できるのです。

 そして意外と「時間の指標」を持っている人は少ないのです。

 そうはいっても卒業までにこれをするとか、今週末までにこの仕事を終わらせる、という「将来への時間」の指標は持っている方がほとんどでしょう。

 でもそれは「見通し」であり、「予定」でしかありません。

 そしていつ何時、何がどうなって「時間が途切れてしまう」かもしれないのです。

 今というこの瞬間が、実は幸せであり、「今ここにこそ」私は生きている。

 そう感じることができれば、すべてのことがありがたく「輝いてくる」ように思うのです。


☆今日の一句☆

 今ここに
    幸せ感じる
        我であれ

 

 

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