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【ミニマリスト】ミニマリストへの道のり


ミニマリズムはひとつの哲学であり、ものが多ければいいのではなく、質のいいものがいいという考え方だ
---ジョシュア・ベッカー


ミニマリストを目指したきっかけ

あまりにもたくさんの人が、自分で稼いだわけでもないお金を使って、欲しくもないものを買い、好きでもない人を感心させようとしている
---ウィル・ロジャース


SNSの普及により、今までは見ることができなかった他人のライフスタイルを覗き見できるようになった

その結果、何が起こったかというと「他人と比べてしまう」という人間の本能が働き、ウィル・ロジャースの言葉にもあるように、見栄を張り、少し背伸びをし、自分の収入(生活レベル)以上のものを購入し、他人に自慢するためにSNSにアップするという、私のような人が続出した

このままだと、FIREへの道のりは遥か遠く、日々の生活すらカツカツで、何が本当の幸せなのか分からなくなっていた頃、1冊の本と出会った

この本との出会いがミニマリストを目指したきっかけである


私のミニマリズムの定義

1番大切にしているものを最優先にして、その障害になるものは全て排除する---ジョシュア・ベッカー


ジョシュア・ベッカーは著書「より少ない生き方 ものを手放して豊かになる」の中で、ミニマリズムについて上記のように定義しているが、私はミニマリズムを以下のように定義した

自分の幸福度を高めてくれるものを最優先にして、その障害になるものは全て排除する

ジョシュア・ベッカーのように所有物の中から1番を選ぶのはかなり大変だと考え(私のようなファッションが好きな人は特に)、自分の幸福度を高めてくれるものというふうに解釈を変えることにした

そして「自分自身の幸福度は何によって高まるのか」を分析してみると

①FIREの妨げになるものは排除
②サスティナブルの思想から外れているものは排除
③生活空間を豊かにしないものは排除

という考えに至った


 ①FIREの妨げになるものは排除

買うものが減れば使うお金も減る、また買ったものの維持管理にかかるお金も節約できる(車がいい例である)

引っ越しのタイミングが運良く重なったこともあり、思い切って所有物を整理することに

引越しのたびに、何十箱ものダンボールを用意し、荷造りをし、荷解きをし、、、
という作業を、一生のうちにあと何回かしなきゃならないのかと考えただけで少し疲労感を覚え、所有物を減らそうと決意

6畳ワンルームの自宅にあるものを120個処分した

1つ1つの所有物と向き合い、「必要なものなのか・不要なものなのか」を判断するだけでなく、「この服を買ったのはいつで、どんな心情で、その時こんなことがあって」と思い出も振り返りながら、"今の自分"の幸福度を高めてくれるものなのかという軸で断捨離を行った

所有物を厳選することで、今の自分自身に本当に必要な物を知ることができ結果的に無駄なものを買う機会が減りお金が貯まっていくというのは一石二鳥以上の価値があると感じた


 ②サスティナブルの思想から外れているものは排除

物質的な豊かさで満足感を得ようとしている限り、絶対に心から満足することはない


自分に子供や孫がいる人は特に考えてほしい

過剰な消費を自分を苦しめるだけでなく、地球環境の破壊を促進する

私には子供はいないが、ものを買うときに意識していることがある

それは、この消費はサスティナブル(持続可能)かと自分に問うことである

具体的には、「リサイクル素材から作られているものを買う」「リユース、リサイクル可能な素材か」「長期的に飽きることなくし着用できるデザインか」などを考えて服を購入するようにしている

自分の行動ひとつが、「子供や孫たちも含めた全ての未来を生きる人のためになる」ということを心の片隅に覚えていてほしい


 ③生活を豊かにしないものは排除

ものに囲まれていることで得られる安心感、周りの友達と装いや所有物を合わせて普通の仲間入りをしたい、たくさんのブランドものに囲まれて成功したという満足感が欲しい

ものが多い人は上記のような欲求が強い傾向にある

「所有物で自分の虚像を創り出し、見栄を張ることは果たしてかっこいい事なのか」「そんなあなたの周りに集まった友達と一緒にいて自分の人生は豊かになるのか」

今一度、自分自身と向き合って考える時間を設けてほしい

きっと本当の人生の豊かさは別の場所に存在する


Gratitude for the meeting!!!


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